また現行法においては、売春を勧誘した者を処罰し、事実上女性にだけ厳罰を科す第5条の規定を削除するなど、売春防止法を抜本的に改正します。女性の人権を守り、性的搾取の被害者救済の立場で、性を売る女性は非処罰化し、業者と買春者を処罰する「北欧モデル」と呼ばれる立法に学び、ジェンダー平等の立場にたった法整備を行います。これらの問題のおおもとには、社会に女性差別と蔑視、性別役割分業意識などが根深く残っていることがあります。個人の尊厳を守り、多様な生き方を保障するとともに、誰もが安心して生活できるジェンダー平等の社会をめざすなかで、解決の方向へすすめていきます。
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2024/10/202410-bunya10.html