小太りの人は単に健康な生活を送ることができるだけでない。
前出の高須氏は「現代の日本では小太りな人こそが長生きしている」とも断言する。

一見、突飛に思える「小太り長生き説」。
だが、それを裏付けるデータがある。
厚生労働省研究班の発表によると、40歳時点での肥満度を肥満から太り気味、普通、痩せまで4つのグループに分け、その後の寿命を調査したところ、平均余命は「痩せ」の人がもっとも短く、もっとも余命が長かった「太り気味」の人より、7年程度短命という衝撃の結果が出ている。