メジャー通算509発を誇り、2004年から3年間ヤンキースで松井氏とともにプレーしたシェフィールド氏が米メディアの「MLBネットワーク」に出演。ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼しながらも、最後まで戦い続けた大谷について語った。

 自身もタイガース時代の2007年に肩の怪我に悩まされた経験を持つ。肩をかばいながらプレーする難しさを知るだけに「彼はタフだね。あの怪我に対処するのは簡単なことじゃないんだ。この男はエイリアンだ」と語った。

 さらに「試合でベストを尽くすんだから、同僚はそれに対して敬意を払うだろうし、俺も1人のファンとしてそれを尊敬するよ」。大谷は左手でユニホームの胸の部分をつかんで“固定”しながらプレー。痛みが予想されるなかでも安打を放ったり、スライディングをしたりと献身的なパフォーマンスをみせていた。

「この男は野球にとって素晴らしい存在なんだ。彼のことをみんな尊敬しないとダメだね」。現役時代には通算509本塁打を放ち、首位打者に加え球宴にも9度選出されるなど“強打者”として知られるシェフィールド氏が、大谷に惜しみない賛辞を送った。
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