マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が31日、オリックスグループ公式インスタグラム「SMILE ON」(@orix_smile_on)で、インスタライブに登場。昨年1月に初登場し、人気を博した相談ライブ「イチ問一答」と題して、ファンからの仕事、恋愛、人間関係、人生など幅広い悩み相談に答えた。

 「入社してから20年。支離滅裂な上司に対する悩みが尽きません。嫌がらせや陰口を拡散されるなどの積み重ねが心をむしばんでいく」といった悩みの質問に答えたイチロー氏に、「社会に出て嫌なことはいっぱい耐えてきましたか?」と質問が飛んだ。

 これにイチロー氏は「えーっと…僕の場合は高校時代が一番耐えた時期なので、それよりも苦しいことはないです」と告白。「これが僕の強みでした」と真剣な表情で語った。続けて「もう一生が自分にあるとしたら、その2年半は経験したくない。そういう時間でした」と明かした。

 選手時代に「嫌だと思う人」に出会ったかを聞かれると「そんなのいっぱいいますよ。ちょっとじゃないから。そんなの…いっぱいいます」と思わず声を張り上げたイチロー氏。

 その時の対処法について聞かれ「厄介なのは、サシで勝負してくれるならいいんですよ。それをしない。集団でくるので陰湿です。耐えるしかない。僕は続けていることをとにかく続ける。そうするともう…結果もそうです。それで諦めさせるしかない」と吐露。ただ、姿勢や結果で諦めさせることに「しんどかったですよ」と振り返った。

s://news.yahoo.co.jp/articles/d533cb7aba800ad5f2c3029f0d21ca293a6baa1d