18年前、兵庫県たつの市で当時4年生の女の子が刃物で刺された殺人未遂事件で、警察は別の事件で服役中の男を、7日にも逮捕する方針を固めたことが分かりました。
県警は、男が説明した被害女児2人との接点を含む事件前後の行動について慎重に捜査。
たつの市の事件について近く、男を殺人未遂の疑いで逮捕する方向で調整している。
加古川市の事件は、07年10月16日午後6時ごろに発生。同市別府町新野辺で、自転車で帰宅した鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)さん=当時(7)=が、何者かに刃物で刺されて死亡した。鵜瀬さんは救急搬送中、「誰に(刺されたのか)」という救急隊員の問いかけに、固有名詞は挙げず、「大人」「男」と答えたとされる。
たつの市の事件は、06年9月28日午後6時20分ごろ、歩いて帰宅中の女児=当時(9)=が、徒歩で近づいてきた男に刃物で刺された。
県警は女児の説明などから、男と面識がなかったとみて捜査。付近の防犯カメラに写った現場から立ち去る人物の画像を分析するなどしていた。
捜査関係者によると、男は04年9月、岡山県津山市で小学3年の女児=当時(9)=を刃物で刺して殺害したとして逮捕、起訴された。岡山地裁は22年1月に無期懲役の判決を言い渡し、23年9月に確定した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f52a88cfe4b288bfebbbd24f12cbc196230ed4bf
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