2024年5月27日、韓国メディア・アジア経済は「最近の韓国のMZ世代(1981~2012年生まれの若者)の間では日本の雰囲気、文化、グルメなどのソフトパワーがポジティブに受け入れられ、日本への好感度が上がっている」と伝えた。円安が続き日本旅行をする人が増え、日本のアニメーション映画もヒットしており、「日本文化・コンテンツの消費は個人の選択であり好みの問題だという認識が強くなっている」という。

20代、30代を中心に、日本に対する敵対感情は低くなり、好感度が高くなっているという。あるリサーチ会社が先月17~19日、全国の満19~59歳の成人男女1000人を対象に実施したアンケート調査によると、「日本から受けた文化、歴史的被害を忘れることはできない」という人は67.2%、「日本のことを考えると腹が立つ」という人は30.2%で、20年の調査結果(80.3%と55.0%)に比べ急減している。

特に「日頃から日本の感性が好きだ」という人は20代が55.6%、30代が50.8%、40代が30.0%、50代が24.4%と集計された。日本に好感を抱く理由(重複回答可)は、「文化コンテンツに興味があるから」(46.5%)、「特有の雰囲気が好きだから」(40.8%)、「日本食が好きだから」(36.5%)の順となっている。