発端となったのは、11月9日に世界日報社が発行する日刊紙「世界日報」のデジタル版で配信された「政界一喝」という連載コラム記事での「玉木氏は若者を一層覚醒させよ」と題した記事。そこでは、先の衆院選で自公過半数割れの大敗を喫した石破茂首相を《退(ひ)き際悪く、首相の座にしがみついている》と糾弾しつつ、議席を増やした玉木氏率いる国民民主党に紙面を割いた。

玉木氏について、衆院選で若者の支持を集めたことや、連立政権入りを放棄したこと、SNSを活用した有権者との“直接対話”などに触れた上で、《投票した有権者の一票を、政策に体現させようと専心している》《その一貫した姿勢は好感が持てる》といった評論が並んでいる。そして、日本の政治が次世代と向き合って諸問題を解決するこを希求し、こう締めくくった。

《玉木氏は若者を政治的に一層、覚醒させよ》