日本体操協会は7日、理事会を開催し、パリ五輪直前に飲酒、喫煙問題が発覚し、代表を辞退した宮田笙子(20)=順大=について、第三者機関の調査結果を公表。
宮田に対して倫理規定に基づいた処分は行わず、会長による厳重注意とした。
宮田の当時の状況について、23年10月に恩師が亡くなったこと、自身を指導していたコーチも重篤な体調不良で倒れたことなどが相次いでおり、精神的に不安定な状況であったことなどが記され、「これらの事情が本事案の遠因となった可能性は否定できない」とされた