兵庫県議会の丸尾牧県議会議員は9日、死亡した元県民局長が斎藤元彦知事の疑惑を告発した文書問題や11月の知事選をめぐって、代理人弁護士を通じて、動画配信サイト「YouTube」に対して15件の動画の削除要請を行ったと発表しました。また、これらの動画の開示請求手続きをとるということです。


削除要請を行ったのは、丸尾県議を名指しして「元県民局長の告発の黒幕」「斎藤知事を退陣させる首謀者」などと投稿された15件の動画で、いずれも「虚偽の内容で、公益性を満たしておらず、名誉を棄損するもの」としています。

丸尾県議は、「今後さらにデマ動画やXの書き込みについても同様に行っていく。これが社会の現在地だが、言葉を大切にし、信頼しあえる社会を構築するために、取り組みを前に進めていきたい」とコメントしています。