宮内庁は11日、秋篠宮家の長男悠仁さまが、茨城県つくば市にある筑波大生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したと発表した。発表を受け、筑波大の永田恭介学長は朝日新聞の取材に、「合格おめでとうございます」と祝意を表したうえで、「研究者を目指すには、入学してからどのような学びを積んでいくかが勝負になります。筑波大学は十分な教育・研究体制を整えていますので、思う存分、研究に取り組み、学生生活を楽しんでいただきたい」と話した。

 永田学長は「できるだけ一般の学生の中に交じって、一緒に学び合って成長していただきたい。なるべく特別扱いをせずに、普通の学生と同じように対応させていただくつもりだ」と述べた。

 悠仁さまの入学にあたり、警備員を増員したり、防犯カメラを増設したりするといった対応が必要になると説明。今後、関係部署と相談しながら対応していきたいとの考えを示した。

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