殺傷事件では「(犯人が)顔を隠し、一目散に逃げていく」ことが一般的なのに対し、平原容疑者は素顔のままで、慌てる素振りがあったとの情報も確認されていない。このため、「本人は悪いことをしているという気はなく、むしろ刺した段階で『成し遂げた』という感覚があったのでは」と推測する。

その上で「孤独と絶望感があり、世の中の幸せそうな人に恨みを感じていたのでは」とし、「恵まれた家庭の子供に一方的に恨みや怒りを感じ、狙った可能性もある」とした。