女性との性的関係をめぐり和解した大阪府岸和田市の市長に対し、20日午前、市議会で不信任決議案が可決されました。

市長は議会の解散か失職を迫られます。

岸和田市議会は20日午前、永野耕平市長の不信任決議案について、出席議員24人のうち、20人の賛成で可決しました。

永野市長はおよそ1年半にわたり性的関係を強要したとして、女性に損害賠償を求められ、解決金500万円を支払うことなどで和解しています。

永野市長は、不倫関係は認めた一方で、性加害については否定していて、市議会は議会に出席しないよう求める異例の申し入れを行っていました。

不信任案が可決されたことで、永野市長は10日以内に議会の解散か失職を選択することになります。