松井被告は19年7月に同病院が中途採用。病院によると、翌年2月までの間に関わった手術のうち8件で医療事故が発生した。
20年3月に手術禁止となり、翌年8月で依願退職。
その後は大阪の医誠会病院(現医誠会国際総合病院)を経て、吹田市の吹田徳洲会病院に採用された。

 松井被告をめぐっては、別の患者に対する手術で起こした医療事故でも業務上過失傷害容疑で書類送検されたが、同支部は今年9月に不起訴処分とした。
また、その手術に関して虚偽の医療事故報告書を作成したとして、松井被告と科長、同僚医師が書類送検された有印公文書偽造・同行使容疑については27日に不起訴となった。

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