松本は「僕は現場にいたわけじゃないからあまり言えない」「これはどうか分からないですけど」と前置きし、「本当に変なパワハラの人はいますよ。でも、本当にパワハラされていたら『パワハラですよ』と言えないじゃないですか? だってそれ、パワー受けてないもんね」と主張した。

その上で、「タチが悪いのが、お気軽なクーデター的な感じで『パワハラ』と言うヤツが増えてきた。この『パワハラ』は"強い者いじめ"ですよ」と指摘。
「われわれは若手の頃、弱い者いじめをされて『クソ! 見返すぞ!』とがんばってそれなりの地位に来たのに、今度は"強い者いじめ"を受ける」と胸中を告白し、「本当にがんばりがいのない世の中になってきたし、教育的指導みたいなのがもうでけへんよね」と嘆いた。

「パワハラと言われてしまったらわれわれ何にも言えなくて。偉くなればなるほど、舌打ち1つでパワハラって言われるもんね? ため息でも『こえー!』ってなるわけじゃないですか?」と自分の立場に置き換えて意見を述べていた。
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