警察手帳を見せ郵便局から700万円“詐取”で起訴　警察官を懲戒免職処分　神奈川県警
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神奈川県警横須賀署の警察官が偽造した書類を使って郵便局から現金700万円をだまし取ったとして
逮捕・起訴された事件で、神奈川県警は10日、この警察官を懲戒免職処分としました。

　横須賀警察署地域課の巡査長・澤田義弘被告（36）は去年5月、横須賀市内の郵便局で偽造した委任状と
払い戻し請求書などを提出するとともに、警察手帳を見せて現金700万円をだまし取った疑いで逮捕・起訴されました。

　神奈川県警によりますと、この事件の捜査の過程で、澤田被告が横須賀南警察署に所属する男性巡査長（40）に依頼し、
2人で郵便局を訪れて一緒に警察手帳を見せていたことが分かったということです。

　これを受けて神奈川県警は今月10日、澤田被告を懲戒免職処分、男性巡査長を戒告処分としました。

　加藤秋人監察官室長は「被害者、関係者をはじめ、県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する業務管理を
より徹底し、信頼の回復に務めて参ります」とコメントしています。