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ユダヤ人を中心に、およそ110万人が虐殺されたアウシュビッツ強制収容所が解放されてから27日で80年となり、追悼式典が開かれました。

 ナチス・ドイツがポーランド南部に設置したアウシュビッツ強制収容所が旧ソ連軍によって解放されてから、27日で80年となりました。

 午前の式典では、収容されていた人たちが銃殺された「死の壁」の前で、生存者らが花とろうそくを捧げました。

 また、午後の式典には、ドイツのショルツ首相やフランスのマクロン大統領、イギリスのチャールズ国王らおよそ50カ国の首脳らが出席して、犠牲者を追悼しました。

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 生存者の1人は式典で、「私たちには、記憶にとどめるだけでなく、憎しみはさらなる憎しみを生むだけだと警告し、教えるという重要な義務がある」と語りました。

 アウシュビッツ強制収容所では、第二次世界大戦中、およそ110万人がガス室に送られるなどして虐殺され、うちおよそ100万人がユダヤ人でした。