この年は、中日巨人阪神の三球団ドラフト1位で抽選を行った上で、見事に中日ドラゴンズが堂上直倫現コーチを引き当て、堂上親子兄弟が揃うことになった。
残念ながら堂上直選手は大成したとは言い難いものの、2016年には規定打席到達するなど、一時期はレギュラーを獲得。守備固めや代打として長くチームを支えた。
しかし、大社ドラフトの希望枠田中選手は、とても希望枠を使用する程の選手とは言い難く、谷繁の後釜を担うことは出来なかった

更にはドラゴンズ史上でも最強と言って良い、セットアッパー浅尾選手も大学社会人3位で獲得。日本記録や球団記録、初の中継ぎ投手でのGG獲得など大活躍をした。
また、高校3位で福田現コーチも獲得。怪我もあり中々レギュラー定着とはいかなかったものの、2018年に規定打席到達。堂上直と同じく短い期間のみの主力選手だったものの、ドラゴンズを長年支えた。
また、ドラフト5位の岩崎選手は、中日でこそサブとして地味に支え、2013年に楽天に移籍するとこちらでもそれなりに重宝され初年度は一応100打席を超える112打席と地味に活躍。なんやかんや9年プロ生活と長生きした。
更に、ドラフト6位の清水投手もなぜか10年だけなにげに44登板し、連覇に貢献した。
やっと、文句なしの成功ドラフトかと思いきや、オッチがユーチューブチャンネルを開設し、現役中の堂上コーチに、「本心を言うとあれは本社命令で本当は田中将大投手が欲しかった」と発言。なんか結局美談では終わらないドラフトとなった。

浅尾:最優秀中継ぎ投手:2回、MVP:1回、GG:1回