フジテレビが問題を“放置”したことで、中居は水面下で着々と“火消し”をおこなっていたようだ。「やっと合点がいきました」と語るのは番組関係者だ。

「『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)をめぐり、中居さんから“異様な懇願”があったんですよ。そもそもこの番組は『中居正広のニュースな会』として、2019年に放送がスタートしました。初回放送では天皇の生前退位について扱うなど、1週間の話題の出来事をランキング形式で伝えていく内容で、視聴者が気になるニュースを解説することをコンセプトにしていたんです。2022年4月には『中居正広のキャスターな会』とタイトルを変更したものの、コンセプトは変わっていません」(番組関係者)

ところが、ある時期を境に番組は“変質”した。

「中居さんから『ニュースを扱わないでほしい』という申し出があったそうなんですよ。中居さんがテレビ朝日のニュース番組を担当するのは『サンデージャングル』以来、19年ぶり。今までのコンセプトで十分おもしろかったはずですが、人気者の中居さんの冠番組を継続させたかった局としては、面倒なことだと思いながらも、承認したそうです。少なくとも、2023年の秋までに“異様な懇願”がありました。

それ以来、中居さんは、ニュース番組をイメージさせないよう、セットの色味にまで意見を言うようになりました。仕方なく中居さんの意見を受け入れながら、番組関係者が番組のリニューアルに向けて、作業にあけくれ、2024年1月には番組タイトルまで『中居正広の土曜日な会』に変更しました」(同前)

まさに、女性とトラブルを起こして以来、中居は“ニュース”から目を逸らそうと躍起になっていたというわけだ。