電撃引退した元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルで、75社以上のスポンサー企業のCM撤退を余儀なくされ、港浩一前社長、嘉納修治前会長が引責辞任する事態に発展しているフジテレビ。ここに来て、明るみになったのが番組制作に欠かせない重要な取引先の“フジ離れ”だ。

4月以降のCM契約の苦戦が伝えられる中で、支障を来たしているのが番組制作だ。今回、ある大手芸能プロダクションがフジテレビのドラマなどへの出演を拒否していることが、筆者の取材で明らかになった。

番組制作会社幹部はこう話す。

「若手からベテランまで多くの俳優、タレントを擁するある老舗芸能プロは、今回の女性トラブルの全容が解明され、防止策などが発表されない限り、『大切な女優を預けられない』と出演オファーを拒否しているようです。ほかの大手プロもこれに追随するのではないかと言われ始めています。スポンサー離れによる制作費だけでなく、問題はキャスティングにも波及しています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1895fb9f5b2982eaa7e06153b50bdabfce1191c3