奈良県議会の最大会派である自民党系の県議団が、県が開催を予定している日韓交流イベントをめぐって賛否が分かれたことなどから分裂し、24日、一部の議員が新たな会派を結成しました。

新たな会派を結成したのは県議会の最大会派で過半数を占める「自由民主党・無所属の会」の22人のうち6人の議員です。

おととし(令和5年)の県議会議員選挙で、それまで3つの会派に分かれていた自民党に無所属も加えて結成された会派でしたが、県がことし10月に開催を予定しているK−POPコンサートなどを含む日韓交流イベントをめぐって賛否が分かれる事態となっていました。

このため、6人の議員は24日、会派を離脱して議会事務局に会派結成届を提出し、受理されました。

新しい会派の名称は「自民党倭(やまと)」で、代表には岩田国夫 議員が就任しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/k/nara/20250424/2050018127.html