大谷は13日(日本時間14日)、快挙の瞬間をソファに座りながら真ん中に愛犬のデコピンを挟む形で真美子夫人とともに見守った。そして受賞が伝えられると真美子夫人を抱き寄せてデコピンにキス。何ともほほえましいひと時となったが、文化も異なれば受け止められ方もまったく違った。

米全国紙「USA TODAY」は「大谷翔平のMVP受賞後初のキスは、ファンが予想した相手ではなかった」、「ニューヨークポスト」も「気まずい瞬間を経験」と真っ先に真美子夫人にキスをしなかったことへの違和感を伝えた。老舗誌「ON SI」は「大谷翔平が愛犬のデコイにキスして真美子を侮辱した」とさらに踏み込んだ表現となり「最も際立っていたのは、デコイ(デコピン)が真美子からキスを奪い取ったことだった」と報じている。

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一方、エジプト系メディア「El Balad」(英語版)は「妻に抱擁を求めるように身を乗り出すと同時に、飼い犬にキスをしていた。SNSユーザーは即座に反応し、発表直後にデコイが大谷からキスを受けたという事実をユーモアたっぷりに受け止めた」と報道。真美子夫人にフェイント≠かけた大谷のちゃめっけと解釈した。

また、スペインの大手紙「マルカ」(電子版)は「大谷翔平はMVP受賞を祝い、妻の真美子を無視して愛犬のデコイに愛情たっぷりのキスをした」と米国メディアと同様の受け止めだった。ただし「日本では人々が公の場で愛情を示すことは一般的ではない。例えば、キスは愛情表現として犬にする場合でさえ、あまり見られない行為である」と日本の文化との違いも強調。前出の米老舗誌「ON SI」も「日本では、キスや公の愛情表現を控えることが文化的な規範であることに留意すべきだ」と補足していた。

全米をはじめ、世界のファンが注目した生放送のMVP発表。わずかなしぐさや行動が取り上げられるのはスターの宿命とはいえ、世界的なスーパースター・大谷は大変だ…。

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