>>159
ガラテア人は、新参者のケルト人移民の子孫でまだ十分にギリシャ文化に
馴染んでなかったので、パウロス大先生はいつもにもまして威張り腐っています。
彼はマゲトニアに行く途中に熱中症で倒れ、避暑目的で小アジアのガラティア高原に
滞在し布教もしたのですが、ガラテア人たちは、ユダヤ教あるいはユダヤ教的キリスト教の
伝道も受けて割礼が必要ではないかと思い始めたので
パウロス大先生がお叱りになっているという手紙です
神学的には「信による義」が説かれ、ローマと並んで重要文書です