注目の進路について麟太郎本人は「岩手に戻ってから決めると思います」と話し、父の佐々木洋監督らを交えて決定する方針。プロ入りか大学進学か、その決断に注目が集まる中、甲子園大会が終わったことで、双方に動きが見え始めた。

大学では、入学先の候補といわれていた早大への進学が暗礁に乗り上げているという。さる早大OBは「野球部のトップアスリート入試の枠は、ほぼ固まっている」と、こう続ける。

「野球部はトップアスリート枠が4枠割り当てられる。合格者は今夏甲子園出場校のバッテリーらが内定。麟太郎とともに高校三羽ガラスと言われた九州国際大付の佐俠史朗の入部もウワサされている。早大が麟太郎に関心を寄せていたのは間違いないが、進路の決断が後ろにズレ込んでいることが影響したようです。今後、9月に出願期間を迎えるスポーツ推薦入試を受けるかどうかでしょうが、事実上の無試験で、書類さえ出せば入学できる大学は山ほどあるだろうから、どうなんでしょうね……