虎のソムリエの予想はズバリ的中。スコアボードには「0」が並び続け、佐々木朗が降板。この瞬間、司令塔役だった虎番サブキャップの新里公章は「よかった」と思った。

「まずは故障じゃなかったこと。それと、このままサンデー朗希≠ナいってくれると、5月29日のZOZOマリンで阪神と対戦する可能性がありますから」と新里。でもさ…阪神…負けへん?

「先輩、忘れたんですか? 大谷がプロで初めてリアル二刀流として試合に出たのが阪神戦。阪神は大谷に勝ちました」

新里に言われて思い出した。2015年6月7日の甲子園。メッセンジャーが大谷から3三振を奪い、8回無失点。四回、上本の適時打で1点をもぎとり、1−0で勝利。昇格即スタメンの柴田が2安打と活躍した。そのときと同じように虎がやってくれるはず。いつにない? 新里の熱き心にちょっぴり驚いた。
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