亡くなった東京都葛飾区の加藤七菜子ちゃん(3)は、両親と乗船していたとみられているが、2人は見つかっていない。

 七菜子ちゃんは24日夜、知床岬灯台東の海上で見つかった。斜里町によると、祖父母が25日午後に遺体と対面し、本人と確認した。祖父母は名前を呼び、声を上げて泣いていたという。

 七菜子ちゃんは自宅近くの幼稚園に通っていた。子供が同じ年少という女性は「小柄なかわいらしい子で、みんなに『ななちゃん、ななちゃん』と呼ばれ、友達も多かった」と話す。