14日の巨人戦(東京ドーム)では2点を追う9回無死一、二塁の好機で三ツ俣の代打で登場。6番手・デラロサの4球目、外角高めの153キロ直球を叩くと、鋭い当たりが中堅へ飛んだが、打球は丸のグラブに収まった。二走の溝脇は三塁へのタッチアップに成功したが、中飛に倒れた福留は悔しそうな表情をしながらベンチに戻った。

 その後、デラロサのボークで1点を奪ったが、結局、チームは6―7で惜敗。開幕からいまだ無安打が続く福留について立浪監督は「三ツ俣で送るという選択肢もあったが、一気に勝負をかけたかったんで。結果はセンターフライでしたけど。ちょっと前へ飛ぶようになってきたので、これからも期待したい」と球界最年長への信頼は揺らぐ様子はない。