高畑勲「火垂るの墓を観た若者の多くがおばさんを擁護する貧しい時代がもし来たら恐ろしい」
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・当時の社会は非常に抑圧的な、社会生活の中でも最低最悪の”全体主義”はびこっていた時代
・そんな時代においては、あの未亡人(※西宮のおばさん)のいうことぐらい特に冷酷でもなんでもなかった
・清太の失敗はそんな”全体主義”の時代に抗い、節子と二人きりの”純粋な家庭”を築こうとする、というおそろしく”反時代的”な行為に走った事
・現代(※公開当時)の青少年や私たち大人が心情的に清太を理解しやすいのは、時代が逆転し価値観が反転したから
・しかしいつか再び時代が逆転したとしたら、清太に共感するどころかあの未亡人以上に清太を糾弾する意見が大勢を占める時代がやってくるかもしれない
・僕はそれが恐ろしい
※アニメージュ1988年5月号 「火垂るの墓」高畑勲インタビュー 「88年の清太へ」より 食糧に余裕がない時代によその子供二人面倒見てるんだならむしろいい人やん
普通は居候させてもらってんだから家の手伝いぐらいするのにダラダラしてたら嫌味ぐらい言われるわ 高畑の悪意みたいなもんを感じる
本人は悪意のつもりでは作ってないんだろうけど >>339
この当時の14って多くの奴は働いてる年齢やで 社会生活ぬきの家庭を築きたかった。まわりの大人たちは冷たかったかもしれない。しかし、清太の方も人とのつながりを積極的に求めるどころか、 次々とその機会を捨てていく。
が高畑の当時のコメントらしい >>344
高畑はアニメキャラなんかに情愛向ける人間ちゃうで >>337
急にお前の感想だけ述べはじめてどうした
なんも返す言葉ねえけど お互いに思いやりがあれば防げた悲劇だったってだけの話やん もしまた戦争でこんな状況になったらどうせ日本人なんか滅ぶから
ガチクズばっかで復興するにしてもも昔みたいな熱意無いやろうし 昔やってた火垂るの墓のドラマだとおばさん役が松田聖子で、おばさん側視点がメインだったんだよな
それ子供の頃見たからワイはおばさん側で見てしまうのかもしれんわ >>344
いやそもそも発表当時はおばさん叩かれて清太は同情されてたんよ
でもその感想は時代の変化によるもので再び作中のような全体主義の時代が来るかもってのが
高畑の予想であり恐れていることで今現在の状況でもある 清太叩きよりも明らかにガイガイしてるババアを正しいって言う奴がいる方が怖いわ、やべーだろ >>355
こいつ絶対に性悪だわ
顔見るだけでわかる😡 節子が一番可哀そうなだけなんだよほたるの墓は
兄のこと好きで着いていくことを望んでるし選択権完全に無いからな >>357
叩かれてた
て当時はどこで叩かれるもんなん?アニメ雑誌とか? 他人の失敗などに不寛容で攻撃的な人が増えている時代だとは思うわ この手の話題で当時の評判を口にする奴いるけど
1988年当時の評判って一体どこの総評やねん
ほとんど自分の身の回りの評判ぐらいしかわからんやろ >>348
いうて14歳で妹世話しながらおばさん一家のご機嫌とるっていう器用なやり方はやっぱり出来んと思うわ
元々清太は富裕層やったから尚更 >>364
ご機嫌とらんでも真面目に学校いって勉学してれば文句言われんやろ
まだ学生無罪の時代やからな ほたるの墓て1988年なんか
そのときにほたるの墓の評判の生の声をしっかり理解出来て収集出来てた人は完璧におっちゃんやん 言うてせいた自体もカスに描かれてるからなんともなあ
野坂も言うてた >>364
そういう清太の事情に配慮してもっと優しくしろってのはおばさん目線だと難しいと思うけどね >>203
最後にミイラのあんちゃんが心開いて絵描きとして死んだのすき
ゲンの進路もあれがあってこそやろし 戦争に限らず共通意識もって取り組まんとアカンことあるしな
今のパンデミックもそうやし災害もそうやし
それを全体主義と取るかって話や
人間は群れがそれぞれ役割を分担し合ってないと生きられないようになっちゃったし >>361
基本的にアニメ雑誌での評論についてやろね
そもそも>>1のインタビューからまずアニメージュ誌上のものやし
アニメージュは鈴木敏夫が編集長やし 野坂自身が自分への反省を込めて清太を書いてるんやないっけ >>365
都市部は空襲、おばさんちはちょっと田舎やったろうし学校ないんちゃうか
清太はおっちゃんの後に付いて軍需工場行けば良かったんやろうけど 清太を叩くのは余裕のない社会って言うのはええとしてじゃあおばさんが悪いって清太が悪いって言ってる層とレスバしてるのはもっとヤバいやろ 堀江とか維新の奴らはババアの何が悪いの?と擁護してそう おばさんはクソやけど清太もアホすぎる
妹助けるためにもっと頑張れたやろうが 清太「母親こんがり焼けてしゃーないので妹と一緒に親戚の家に転がり込んでゴロゴロしてたら嫌味言われたんで家出してホームレスしてたら妹が栄養失調で死んで自分も餓死しました」
うーん 戦争時代を知らんで叩く奴を批判するけど、清太をどう捉えるかを気にしてた高畑もこの今を知らんからな 野坂「当時は妹の事なんてどうでも良くていとこのお姉ちゃんに夢中だった」
これが現実 両方悪いからなあそこで意地になって家出るのもやりすぎやしその割に本気で妹が死ぬとならんと金すらおろさんし 戦争中に14歳と4歳が出てく言って、ほうですか、ほなさいならとか言うおばさんもサイコパスやろ
絶対死ぬって分かるやん >>383
ガキの家出やしお腹空いたら戻ってくると思ってたんやろ >>383
急に転がり込んできてほうそうですかで受け入れた豪傑やぞ まあでも今だと
せいたがすげー積極的におばさんの手伝いして独学で勉強して妹の世話も見るハイパー中学生で
おばさんも2人の面倒を見ながら辛い顔一つもせずに常時ニッコニコで家事こなしてる
とかそんな感じのアニメになりそう 田舎に疎開したやつなんか疎開先でいじめられたりしてたのに嫌味言われたぐらいで出てくのはアホや >>383
来るもの拒まず去るもの追わずの精神やぞ >>383
のび太の家出みたいなもんやと思ったんかな 疎開から帰ってきた上級国民がはしゃいで日常に戻ろうとしていくシーン泣ける😭 なお現実はもっとえぐい模様
野坂14歳は西宮で生きてたけど
幼い妹・恵子は物語とは異なりまだ1歳6カ月で福井に疎開さらに食糧事情が厳しくなってからはろくに食べ物も与えずその結果としてやせ衰えて骨と皮だけになった妹は誰にも看取られることなく餓死している
実際は清太抜き1歳6ヶ月節子が食べ物貰えず餓死 >>41
おばさんは生活苦しいのに別に引き取られないでも良い二人を引き取ってあげたんやぞ >>372
てことはやっぱアニメの評判から世相を見るなんてことは幻想ってことやな
世間全体が~ではなく一部のプロ・アマ問わない評論家が当時はおばさんを叩いていたというだけ
というかいち創作物に対する反応から世相を見る、なんてこと自体が創作者の妄想みたいなもんやからな
どんだけドライな創作者でも心のどこかで俺の作ったもんは他とは違う世間の奴らの心の芯に刺さってる物だって思い込みが
大なり小なりあるから反応の違いとか受け取られ方の違いから世相や社会全体の浮き沈みを見出そうとしたいんやろうけど
消費者からしたら数ある創作物の中の一個程度のもんやしその感想から世の中全体の主義主張を見いだせるほど
熱込めて感想言ってないし作品についても考えてない ジブリのリアリティ追求してるみたいなイメージの割に火垂るの墓はガバガバよな
父親大佐じゃなくても良かったやろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています