高畑勲「火垂るの墓を観た若者の多くがおばさんを擁護する貧しい時代がもし来たら恐ろしい」
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・当時の社会は非常に抑圧的な、社会生活の中でも最低最悪の”全体主義”はびこっていた時代
・そんな時代においては、あの未亡人(※西宮のおばさん)のいうことぐらい特に冷酷でもなんでもなかった
・清太の失敗はそんな”全体主義”の時代に抗い、節子と二人きりの”純粋な家庭”を築こうとする、というおそろしく”反時代的”な行為に走った事
・現代(※公開当時)の青少年や私たち大人が心情的に清太を理解しやすいのは、時代が逆転し価値観が反転したから
・しかしいつか再び時代が逆転したとしたら、清太に共感するどころかあの未亡人以上に清太を糾弾する意見が大勢を占める時代がやってくるかもしれない
・僕はそれが恐ろしい
※アニメージュ1988年5月号 「火垂るの墓」高畑勲インタビュー 「88年の清太へ」より なんで預金があったのに食料を買わずに妹を餓死させたのかずっと疑問だったけど、当時はカネがあっても食料が簡単には買えない時代で闇市はどこにあるのか周りの大人に聞いて教えてもらう必要があったけど、それすらできないほど清太がコミュ障だったのか、それとも海軍幹部の息子としてのプライドがあったのか BBA「海軍の偉いさんの息子やし引き受けたら配給とか優遇してもらえるやろなぁ」
BBA「なんか思ってたのと違うからモラハラして追い出すンゴ」 おろせる金あるの知ったのは節子がヨレヨレになってからやしな
クソアホやったからしゃーない 20年くらい前に見たきりで内容忘れてしまったわ
金ローでやってくれないかな 生意気な金持ちのボンボンを家に置いとく理由なんて米や着物と引き換えにするくらいしかないんやからそれらが無くなった時点で塩対応受けるのは免れんて
清太さんは自分があの家に一ミリも歓迎されてないことを自覚して金で言うことを聞かせられる期間中に信頼を得るなりせなあかんかったけどそこを怠ってしまったからな
子供なんだから仕方ないは画面の外から見てるワイらやから言えることで子供であるだけで庇護対象に入らんババア相手には効かんのや >>245
野菜泥棒してる時点でプライドもへったくれもないから単純に闇市の存在知らんかったんちゃうかな 親父が死んだ次点で自分が妹の父親やって認識出来んかった時点で当時としては甘え以下やろな
ワイの大伯父も戦争で曽祖父が死んで幼少やった祖父の父親代わりになるために東京の旧姓中学やめて戻ってきたらしいからなあ そもそもお前ら野坂の原作読んでねえだろ
脚色されまくったアニメ版だけみて語るのやめろや
全然話噛み合わねえじゃねえか 当時の基準では14歳でも立派なこどおじなんだから毎月家に入れるとか協力せえや
遺産もたっぷりあるんだし
何出て行った後に引き出してしっかり浪費しとんねん >>167
主人公の父親海軍大佐かなんかやなかった? >>257
金のない家の子供や他らもう働いとるからな >>16
抜き出した言葉だけ見て正誤を判断しようとする
恐ろしい時代やね 親父が軍人なのに年金出てないわけないって話は当時からあったな 意外な意見やな
野坂昭如はそんなふうな視点で書いてないような感じで語ってたの見たけどアニメと原作じゃあ違って当然なんかな N《せりふ》 《男》
「アメリカに降参してしもてから、なんぼ神風が吹いたかて後の祭りやがな。アホらしい」
清太 「降参て?戦争に負けたんですか?」
N《せりふ》 《男》
「なんもしらんのか、あんた」
清太 「負けたって本当ですか。日本が?大日本帝国が?」
N《せりふ》 《男》
「ああ、無条件降伏やがな」
清太 「連合艦隊どないしたんや!」
N《せりふ》 《男》
「あかん、あかん、そんなもん、とうの昔に沈んでしもて、一隻も残っとらんわい」
清太 「なんやて!」
「そんなら、お父ちゃんの巡洋艦も沈んでしもたんか?それで返事も来なんだか!」
N《せりふ》 《男》
「そんなこと、わしが知るかい!」
「けったいな子やなぁ」
清太 「お父ちゃんも死んだ・・お父ちゃんも死んだ・・・」
高畑勲はどちらにも共感出来るように作ってるから嫌らしいわね >>256
原作は毛色から違うじゃん
疎開先の親戚の女追いかけ回してたら妹死んだンごwメンゴメンゴwみたいな筋だろ >>257
武士は食わねど高楊枝的なメンタルやろな天下の海軍士官の長男坊が日銭欲しさにあくせく働いたら日本軍の格が落ちるわいぐらいに思ってたんちゃう 原作まんま映画化したらクソ叩かれてるやろな
そもそもヒットしてないか もともとあの作品のテーマって「現代の子どもが戦時中で転生したらこうなるでw」っていうくっそ意地悪なテーマやろ 高畑はB29が飛んでくる方角も徹底的に調べてリアルに仕上げた狂人
親が軍人だったらというリアルはあえて排除している 清太と節子は戦前からお手伝いさんが作ってくれた氷入りの素麺とカルピスを食べて恐らく炊事も洗濯も何もしてへん美人な母ちゃんがそれを団扇で扇いでくれるようなTHE 富豪生活やから家事や労働なんか考えられんやろうし最初から詰んでたまであるわ 巡洋艦の艦長で大尉(大佐)の長男という現実ではすき焼き食ってた側のポジションに設定されてるせいで話がややこしくなっとる
現実の野坂昭如は事実上妹殺して生き延びたという意識と当時の自分はそれで精一杯という開き直るしかない苦しみを持っとってひたすらその自虐や 火垂るの墓が暗すぎてトトロまであれこれ隠し設定がどうとか言われるの可哀想 戦争のアニメ映画増えてほしい
この世界のさらにいくつもの片隅に面白かったわ >>274
どうやったら愚かな普通の兄妹が死んでもリアリティ出るか徹底的に考える恐ろしい人 高畑って興行的には全然大したことないのに、パヤオ含めて色んなアニメ監督からめちゃくちゃ尊敬されてるの不思議だわ >>231
最初のイメージボードは女の子1人→上映時間伸びたから女の子2人や→2人ポスターに入れるとしっくり来んな→サツキとメイ合わせた女の子にしたろ
イメージボード基にしてるけどポスター自体は2人に決まってから書いたもんや お前ら中2に厳しすぎやろ
今裕福な家庭の中2が家族根絶やしにされて幼い妹と二人きりにされて何か出来ると思うか? 士官の家族はその生活を戦後末期まで保証されてたんやから、清太が舞鶴鎮守府に行くという知能があれば生きて助かったんや... >>286
てめーらが焼き払ったんやろアメカス死ね 0:100でしか考えない5chのバカには一切語らせる必要がない作品やし
今の捻くれた後世の視点で小馬鹿にするようにしか語れないネットはまさに地獄
その癖自分の好きなコンテンツは世界中で人気じゃなきゃ気が済まないなんて悍ましいったらないね
大日本帝国かよ >>286
正論やけどこいつがアメリカ人やったら嫌やな ゲンってほぼ作者の自伝らしいけど
本当にババアを肥溜めに落としてたんか? >>109
その14歳家族の資産を横取りして家から追い出す親戚の叔母さんは良いのか? 少年Hとかいうクッソ怪しい作者の本が一時期持ち上げられてたのヤバかったな
今もあれ人気なんかな >>285
今の旧制中学の下等中学って今で行く高校~大学生くらいの感覚やで
今の大学進学率より低いしな
まだ将来、大学行くこと前提に学生として勉強に励むなら許された時代やけど 2択を間違い続けて自滅したって感じやからあんまり感情移入出来んわ ババアはクソで清太はガイジで節子はガイジ兄を持って可哀想
これで決着や パヤオも似たようなこと言っとったけどあの兄弟は別に弱者とか貧者のサイドではない 国民同士争いあっとんのがおかしいねん
ほんとに憎むべきは大日本帝国やのに >>295
言うほど追い出しも横取りもしてない気もするけど
清太がここには馴染めんって勝手に孤立してたような 原作者は妹のことが嫌いで
死んだ時に重荷が消えてスッキリした程度の存在だったのに
老後に過去を美化してあの話を書いたんやっけ 清田もあの時代の長男坊なんやからもうちょっとしっかりせえよ >>293
うーんやっぱり外国人には>>1にあるような高畑の意図について時代を読み取って物語を理解する事って難しいんかね
まずおばさんのところでは生きられない!が彼らの生きる事の出発点やのに 原作者の実話だと妹死んだのは
兄のせいやけどなしかも虐めて衰弱死させたのが事実 >>277
隠しはともかくオープンに政治要素入った作品やしなトトロ >>301
今の日本も同じ構図やからもう治らんのやろな >>302
勝手には無理があるやろ
明らかに歓迎してないんやから ほんまどういう神経してたらこんな映画作れるんやろな >>296
夏休みがなくなった→夏の授業がなくなった
1番えぇ…って思ったな >>303
こういう清々しい煽りを喰らいたくて書いたまであるやろな
野坂が黙ってたらそれで済んだ事やし ありきたりな話やとおばさんに追い出されたからって理由になるけど実際にはおばさんは追い出そうとしてないのが悲しいよな ぽんぽこも最後の方明らかに前より不幸やけど気の持ちようで誤魔化す宗教ぽい話やな なんJ民は「大人になったらババア正論で清太嫌いになったわ」とか言うやつばっかやったで
貧しくて子供に対する余裕もない大人になっただけって事か 何回見ても清太がもうちょい大人ならなあとしか思わないんやけど 生活力無いやつが勝手に出ていって野垂れ死にしただけやしな >>318
まああれに関しては皆内心人間とガチって勝てるわけねーだろが、って解ってた上で
それでも抵抗しないまま迎合するのは嫌だから戦おう(厳密には俺たちは戦ったって思い出だけは作ろう)
っていうどうしようもなさがあるからな >>311
歓迎はしてたやろ
アニメ内の事やけど居候の為に部屋を空けるって相当な事やぞ
今なら使わん部屋なんぞ一室くらいあるやろけど >>318
たぬきだしな
楽天的なイメージで描いてるんでしょ
それに、現代でも野生のたぬきは生き延びているわけで
現実と地続きなってる >>297
こんな感覚だったから戦後アメリカから日本人の大人の精神年齢は12歳って貶されてたんやろな >>319
妹共々野垂れ死したんやから無能なクズやろ
戦後のガキは盗みでもなんでもやって生き抜こうとする奴多かったそうやがそれすらできんのやからな しばらく観てないし正直あんま観たくないから多分頭の中でストーリー変わっとるわ >>312
問題はそこなんよな。原作通りでもないし反戦映画でもないし 大人になって清太が悪でおばさんが正しいと気づいたみたいな事言う奴いるけど
その2人の対立でどっちかが善でどっちかが悪みたいな考えになるのは正直まだ子供の見方な気がするわ >>319
世間の価値観に反する生き方に命をかける人生を許容できない人間に育ったって感じちゃうか
よく言えば平凡やけど世間に同調し続ければ誰にも叩かれないそれだけでええという思考停止に陥っている可能性もまああるな
それを高畑はそのまま全体主義に繋がる思考停止だとして警告しとるんやけど 頭がパヨクのフィクションやガイジ
西宮のおばさんみたいな最悪なやつもいればやさしいやつもいる。全体主義うんぬんは関係ない >>326
歓迎して最初からあの口振りとか関西かなりイカれてるな
高畑がかなり嫌な叔母さんで描いてるのに叔母さんは正論ガキはクズって受け取るやついるんやなあ おばさん目線だとよその子引き取ってる訳だからまああんなもんかなとは思うけど
若干意地悪だとは思うが まぁ14歳で上手く立ち回れって言われたら難しいやろ
お前らも14歳の時はエロいことしか頭にやかったやろ おばさんが悪いとか清太が悪いとか含めて節子がただただ可哀想や 清田→14歳
学校には行かない選択をとる→妹の面倒みるため
妹の面倒見るから働かないし家事もしないしずっと遊んでる
そのくせ態度悪く飯にケチつける >>324
パヤオと高畑が情熱を傾けた社会主義運動の敗北
負けたしどうしようもないけどちょっとは覚えててくれよなって姿そのもので悲しい ババアの言ってることは正論かもしれんが
母親死んで無気力になってる子供が出ていくのを引き止めもしない大人にはならんわ ぶっちゃけこの手の話って製作者側と消費者側で登場人物に対する思い入れが違うから
登場人物の子供に対して辛辣になる貧しい時代が来たらヤバいなんて当てはまらないよな
ワイら消費者は製作者たちほどキャラに情愛向けないし
そら作中で起きた出来事を中心にキャラに優劣付けるで
作者にとって天才のお気に入りキャラでも読者にとっては作者の力量不足ゆえに天才気取りのネタキャラにしかならない
それに作者は怒ってるけど読者は知らんわそんなん……程度の話や清田とおばさんへの印象なんて >>343
じゃあこのババアが自分の家に助けてくれって転がり込んできたら? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています