中日・立浪和義監督(53)が選手交代を伝え忘れ、またまた大チョンボを犯してしまった。
 

 22日のヤクルト戦(神宮)で3点リードの9回裏にスタンドがざわめく〝事件〟が起きた。守護神のR・マルティネスがマウンドに上がって先頭の塩見を遊ゴロに打ち取り、一死となった直後、高津監督が柳田球審のもとへ向かって何やら耳打ち。すると、立浪監督は柳田球審からベンチ前に呼び出されて確認後、注意を受けた。

 その直後に「2番・左翼」の大島から加藤翔に代わったことが場内アナウンスされ、スコアボード表示も変更となり、試合が再開された。すでに塩見の打席の際は加藤翔は左翼を守っていたことで〝通達漏れ〟が発覚した。

 試合後、立浪監督は「前回は伝えたつもりだったが、今日は自分の完全な伝え忘れです。反省しときます」とバツが悪そうに釈明した。

 17日のヤクルト戦(バンテリン)でも選手交代の通告を怠ったとしてNPBから厳重注意の制裁を科されたばかりだった。