ロッテの井口資仁監督(47)が、今季最終戦となった2日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の試合後、最終戦セレモニーのあいさつで「今季限りで退任して、次の指揮官にバトンをつなぎたい」と辞意を表明した。今季は5位だった。

 現役引退後、2018年シーズンからロッテの指揮官となった井口監督は、20年にリーグ2位となり、4年ぶりのCS進出に導くと、昨季はオリックスと最後まで優勝を争い、一時は1シーズン制でのチーム51年ぶりとなる優勝マジック「9」を点灯させるも、2位に惜敗した。

 後任監督の候補としては、球団OBの里崎智也氏(46)らの名前も出ているが、現状では福浦和也打撃コーチ(46)が最有力視されている。