0001それでも動く名無し
2022/10/17(月) 11:20:05.58ID:/HA/6+eMM「コロナ禍前、試合後のぶら下がり取材ができた時期、駐車場で選手を待つのですが、決まって帰宅が一番遅いのが倉本選手。ナイター後、2時間ぐらい出てこない時もあり、他の記者や選手も引き上げ、ひとり暗い駐車場で待つ日が少なからずありました。ようやく姿を現した時は、まるで恋人に出会えたような嬉しさ。そんなときは優しい笑みを見せ『まだ待ってたんすか!?』と、いろいろ誌面に書けない話も含めゆっくりしゃべってくれるのは嬉しかった。終電終わってましたけどね(笑)。クールに見えますが、待たされたとしてもぜんぜん許せる愛嬌の良さがあるのです。きっと試合後にバットを振るなど練習をしていたのでしょうけど、いつだか横浜高校の後輩である乙坂智選手に『倉本さん試合後なにしてんすかね?』と訊くと『ああ、倉本さん、どこにいるかわからないんですよ』と。謎深き選手です」
ベイスターズを長く取材しているライターの石塚隆は言う。同僚をもってしても解明できないミステリアスさを持ちながら、その根本はチャーミング。憧れの存在である石井琢朗タオルを掲げている時の倉本は、我々と同じファンの顔を覗かせたりするからたまらない。しかしひとたび試合となれば、倉本は勝負の鬼となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89891cac17b52b7632265ff9f7245c8f71024a31