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女性「高校生になると女性は普通の小説を読むが、男はラノベばかり。そりゃミソジニーを拗らせるよな」

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1それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 10:55:02.70ID:7C41QtHI0HLWN
R Sekiguchi
@gucchi_penguin
高校に入った途端男女で傾向に差が出る(女子は一般的な小説へ移行、男子はラノベが増える)んだけど、これ見るとそりゃミソジニー的なのを拗らせた成年男性ばかりになるのもわかるよな、と思った。本人は自分が女性差別的思考を内包してることに無自覚なのが大半だろうけど。

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https://twitter.com/gucchi_penguin/status/1586326028674543617

https://imgur.com/H1ajxI0.jpg
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
529それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:31.01ID:O16OzidTpHLWN
>>508
分かる
けどワイくんは友人に「跡つけんの?本雑に扱いすぎやろw」みたいな煽りを実際に受けたことがあるのでいろんな人はおるかもしれん
530それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:34.05ID:BJ3nCv93rHLWN
>>507
ワイは最近のSFあんま好きじゃないけど
今の新人でたぶん一番有名な伴名練はハーモニーの二次創作書いてるし
わざわざ探さなくても伊藤計劃フォロワーばっかやで
531それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:41.25ID:9EGdSBvsMHLWN
オーディオコメンタリーって革新的かと思ったら読書の面白さ消し去るゴミ技術だったよな 全然作品に対する没入感無いわ
532それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:41.59ID:QJnWrkOS0HLWN
>>517
別に文法めちゃくちゃだろうな分かればええねん
この漫画目デカ過ぎみたいなもんや
533それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:44.32ID:ckwc+yex0HLWN
>>462
最近のアニメの流行りの傾向とか見てるとまんこはホモでちんこは百合ばっかやないか
創作の中に同性が要らなくなりつつあるんやろうか
534それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:51.40ID:6FSQwwWX0HLWN
に、西尾維新はどこ…?
535それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:09:53.10ID:HlTZv6pLpHLWN
女が読んでる小説「悪役令嬢に転生して婚約破棄されたけど実は聖女で公爵様に溺愛されてます~」
536それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:05.17ID:hnnjTqMqdHLWN
女は男よりコミニュケーション重視だから
そもそも読書にハマる奴が少ないだろ
537それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:09.76ID:NolDaANLaHLWN
>>520
小説「しか」読まんて奴はミステリーかSFの専門家っぽい
538それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:10.79ID:ViDNZ3QTpHLWN
純文学でおもろいと思ったのは夏目漱石と村上春樹だけやわ
539それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:11.32ID:sBQbWuY7dHLWN
小説読んどる事をステータスだと勘違いしてる奴って割りかし居るよな
そういう手合いって当たり前の様に人の趣味を馬鹿にしてくるから嫌いやわ
540それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:17.16ID:hNRRfilD0HLWN
斜陽とか読んでそう
541それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:23.53ID:YChShdvZdHLWN
これ男子高校生はデータ少なすぎて偏ってる可能性があるってソースに書いてあったやつやろ?
実際はマンコは高校生にもなって小説ばっかり読んで空想に浸っとるけど男は現実に生きてるやつが大半って事やん
少数の空想に逃げとる弱者男性がラノベとかのぬるま湯に逃げるのは当たり前やないか?
542それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:29.17ID:rkZJjsLWdHLWN
単なる娯楽やぞ
大人になってもポテチとコーラ好きな男は幼稚だとか言ってるようなもんやろ
543それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:32.55ID:04eNkGg8MHLWN
>>538
メロスは激怒した。
544それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:35.61ID:EiQ+KOwQ0HLWN
>>530
他良さそうなのおるか?
545それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:49.06ID:SIw0k4a30HLWN
>>536
話題性があれば手に取るかなが多いかもな
546それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:54.00ID:pn+oxh0NaHLWN
>>519
ほとんど見ないけどガガガは未だにそういうの多い
ミモザの告白とか
547それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:56.11ID:VOYeDgWFpHLWN
>>508
普通ついてくるブックカバーつけっぱなしにしないし帯も取るやろ...
548それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:57.45ID:X8p2E3tz0HLWN
人間失格って実は性描写もそんな無くて短く纏まってて意外と小中学生向けだよな
549それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:10:59.32ID:5k54/hqVMHLWN
この前アルセーヌルパンはモンキーパンチが作ったって人が居た話がTwitterで流れてた
550それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:11:05.26ID:NgyEKbReaHLWN
星の王子様やこころ読まないの意外
551それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:11:20.44ID:9PjNm2hKaHLWN
まあでもワイも娯楽重視の推理とSF系に偏っとるからラノベ読んどるのとそんな変わらん気はするけど
普通の小説って何やねん
552それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:11:23.09ID:ViDNZ3QTpHLWN
>>543
メロスもおもろいかと言われると
553それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:11:43.82ID:WQG7trYW0HLWN
>>547
帯は外さんやろ
554それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:11:48.87ID:AvtmjxF1aHLWN
>>541
お手本のようなミソジニーで草
555それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:00.64ID:PwOHzNz8pHLWN
>>547
帯は敢えて取っておくなぁ
ただこんな綺麗な状態で積んであったら大抵未読やとしか思えんわ
556それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:08.83ID:4xPUJ2a/MHLWN
最近のなろうは「冴えない俺、実は大人気vtuberでした!気付いてももう遅い」みたいなのばっかりや
バチャ豚多すぎる
557それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:09.38ID:BJ3nCv93rHLWN
>>534
戯言物語とあと掟上今日子に続くシリーズを作れなかったのが敗因やろうな
乱作すぎて逆に今から信者になる奴おらん
558それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:12.39ID:5k54/hqVMHLWN
演劇でも映画でもその頃の時代背景が色濃かったり宗教的な問題混ざってたりすると
理解したかと問われたら難しいと言うわ
559それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:18.09ID:VZDNK2UlaHLWN
確かにラノベ読んでるガイジって大体アニ豚ネトウヨ兼任してそうやしな
560それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:20.35ID:ATS6FfNSMHLWN
帯すぐ捨てたら父親に怒られたわ
2022/10/31(月) 12:12:25.40ID:8z55R6KtdHLWN
一般小説ってミステリやサスペンスばっかやない?
非オタのファンタジー小説の枠がミステリやサスペンスなんやろな
2022/10/31(月) 12:12:33.30ID:Qi7dE+CDMHLWN
ワイオタクやないから知らんけどラノベ読んだらミソジニー拗らすの論理展開が意味不明なんやが解説してくれんか誰か
563それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:33.55ID:ViDNZ3QTpHLWN
>>553
読む時外して読み終わったらつけるわ
564それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:40.49ID:sBQbWuY7dHLWN
>>547
帯は外すけどブックカバーはつけるわ
読み終わったら外すけどなんかオシャレやない?
565それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:55.41ID:ZnB/NC/M0HLWN
なんGのおっさんはいい歳こいて漫画アニメだけどなw
566それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:56.32ID:Pd+X49kSMHLWN
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。
 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。
 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちの小狐で、しだの一ぱいしげった森の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って芋をほりちらしたり、菜種がらの、ほしてあるのへ火をつけたり、百姓家の裏手につるしてあるとんがらしをむしりとって、いったり、いろんなことをしました。
 或秋のことでした。二、三日雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出られなくて穴の中にしゃがんでいました。
 雨があがると、ごんは、ほっとして穴からはい出ました。空はからっと晴れていて、百舌鳥の声がきんきん、ひびいていました。
 ごんは、村の小川の堤まで出て来ました。あたりの、すすきの穂には、まだ雨のしずくが光っていました。川は、いつもは水が少いのですが、三日もの雨で、水が、どっとましていました。ただのときは水につかることのない、川べりのすすきや、萩の株が、黄いろくにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは川下の方へと、ぬかるみみちを歩いていきました。
 ふと見ると、川の中に人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと草の深いところへ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。
「兵十だな」と、ごんは思いました。兵十はぼろぼろの黒いきものをまくし上げて、腰のところまで水にひたりながら、魚をとる、はりきりという、網をゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、まるい萩の葉が一まい、大きな黒子みたいにへばりついていました。
567それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:12:57.31ID:g+zbTZCfaHLWN
メインは「コンテンツを楽しむ『私』」やぞ
https://i.imgur.com/VFZWWXt.jpg
568それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:06.54ID:X8p2E3tz0HLWN
>>558
ゴッドファーザー観てそのまんまの現象に陥った 自分のセンスが信じられんなったわ
569それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:08.47ID:Pd+X49kSMHLWN
 しばらくすると、兵十は、はりきり網の一ばんうしろの、袋のようになったところを、水の中からもちあげました。その中には、芝の根や、草の葉や、くさった木ぎれなどが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、白いものがきらきら光っています。それは、ふというなぎの腹や、大きなきすの腹でした。兵十は、びくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました。そして、また、袋の口をしばって、水の中へ入れました。
 兵十はそれから、びくをもって川から上りびくを土手においといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。
 兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと草の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの中の魚をつかみ出しては、はりきり網のかかっているところより下手の川の中を目がけて、ぽんぽんなげこみました。どの魚も、「とぼん」と音を立てながら、にごった水の中へもぐりこみました。
 一ばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、何しろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんはじれったくなって、頭をびくの中につッこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュッと言ってごんの首へまきつきました。そのとたんに兵十が、向うから、
「うわアぬすと狐め」と、どなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまきついたままはなれません。ごんはそのまま横っとびにとび出して一しょうけんめいに、にげていきました。
 ほら穴の近くの、はんの木の下でふりかえって見ましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。
 ごんは、ほっとして、うなぎの頭をかみくだき、やっとはずして穴のそとの、草の葉の上にのせておきました。
570それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:12.88ID:WCTpXCkjaHLWN
人間失格より桜桃の方がエグいし暗い気分になるが
よく桜桃忌なんて名前にしたなと思う
571それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:17.80ID:Pd+X49kSMHLWN


 十日ほどたって、ごんが、弥助というお百姓の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木のかげで、弥助の家内が、おはぐろをつけていました。鍛冶屋の新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛の家内が髪をすいていました。ごんは、
「ふふん、村に何かあるんだな」と、思いました。
「何だろう、秋祭かな。祭なら、太鼓や笛の音がしそうなものだ。それに第一、お宮にのぼりが立つはずだが」
 こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その小さな、こわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきの着物を着て、腰に手拭をさげたりした女たちが、表のかまどで火をたいています。大きな鍋の中では、何かぐずぐず煮えていました。
「ああ、葬式だ」と、ごんは思いました。
「兵十の家のだれが死んだんだろう」
 お午がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、六地蔵さんのかげにかくれていました。いいお天気で、遠く向うには、お城の屋根瓦が光っています。墓地には、ひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、村の方から、カーン、カーン、と、鐘が鳴って来ました。葬式の出る合図です。
572それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:23.09ID:QJnWrkOS0HLWN
>>562
萌え=性的搾取=ミソジニーなんや
573それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:29.37ID:NDxWNqs50HLWN
男ってチー牛キモオタだけだろ
574それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:31.10ID:Pd+X49kSMHLWN
 やがて、白い着物を着た葬列のものたちがやって来るのがちらちら見えはじめました。話声も近くなりました。葬列は墓地へはいって来ました。人々が通ったあとには、ひがん花が、ふみおられていました。
 ごんはのびあがって見ました。兵十が、白いかみしもをつけて、位牌をささげています。いつもは、赤いさつま芋みたいな元気のいい顔が、きょうは何だかしおれていました。
「ははん、死んだのは兵十のおっ母だ」
 ごんはそう思いながら、頭をひっこめました。
 その晩、ごんは、穴の中で考えました。
「兵十のおっ母は、床についていて、うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで兵十がはりきり網をもち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって来てしまった。だから兵十は、おっ母にうなぎを食べさせることができなかった。そのままおっ母は、死んじゃったにちがいない。ああ、うなぎが食べたい、うなぎが食べたいとおもいながら、死んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」
575それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:35.69ID:k/wIgiCO0HLWN
>>551
五代文芸誌のやつ
手短なところですばるなら女性でも取っつきやすいし
576それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:37.22ID:HlTZv6pLpHLWN
そもそも30年前ぐらいから大人も漫画ばっか読むようになってラノベ以外の小説自体が衰退傾向なのがな
577それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:37.68ID:8q4WtIRW0HLWN
自分のペースで読めるから動画コンテンツより文字コンテンツの方がいいってやつはワイ以外にもおると思うで
情報量詰め込みたがりや
ワイはインプットした文章量が多いほど脳に良いという認識やから特に文字を好むで
2022/10/31(月) 12:13:38.10ID:KfJi4qdXrHLWN
お前ら読み終わった本どうしてるんや?
579それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:39.24ID:EiQ+KOwQ0HLWN
三体読み始めたけど今の中共でも序盤のあんな共産党信者の悪いとこ詰めたようなヒステリー描写許すんやな
580それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:39.45ID:Pd+X49kSMHLWN


 兵十が、赤い井戸のところで、麦をといでいました。
 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、貧しいくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。
「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」
 こちらの物置の後から見ていたごんは、そう思いました。
 ごんは物置のそばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。
「いわしのやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」
 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から、
「いわしをおくれ。」と言いました。いわし売は、いわしのかごをつんだ車を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助の家の中へもってはいりました。ごんはそのすきまに、かごの中から、五、六ぴきのいわしをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十の家の裏口から、家の中へいわしを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、井戸のところで麦をといでいるのが小さく見えました。
 ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。
 つぎの日には、ごんは山で栗をどっさりひろって、それをかかえて、兵十の家へいきました。裏口からのぞいて見ますと、兵十は、午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついています。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。
「一たいだれが、いわしなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、盗人と思われて、いわし屋のやつに、ひどい目にあわされた」と、ぶつぶつ言っています。
 ごんは、これはしまったと思いました。かわいそうに兵十は、いわし屋にぶんなぐられて、あんな傷までつけられたのか。
 ごんはこうおもいながら、そっと物置の方へまわってその入口に、栗をおいてかえりました。
 つぎの日も、そのつぎの日もごんは、栗をひろっては、兵十の家へもって来てやりました。そのつぎの日には、栗ばかりでなく、まつたけも二、三ぼんもっていきました。
581それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:47.45ID:Xlwyrnz+0HLWN
>>490
キチガイ地獄下道祭文(直球)
582それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:52.54ID:IGbBlZOjaHLWN
ぼくのだいすきならのべ(笑)をバカにされて真っ赤なちんさん…w
583それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:53.01ID:MMqn47zJMHLWN
そら高校生ならドストエフスキー、カフカ、トマス・マン、カミュ、トルストイぐらいは読まなアカンやろ…
584それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:13:58.43ID:Pd+X49kSMHLWN


 月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を通ってすこしいくと、細い道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えます。チンチロリン、チンチロリンと松虫が鳴いています。
 ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というお百姓でした。
「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。
「ああん?」
「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」
「何が?」
「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに栗やまつたけなんかを、まいにちまいにちくれるんだよ」
「ふうん、だれが?」
「それがわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくんだ」
 ごんは、ふたりのあとをつけていきました。
「ほんとかい?」
「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。その栗を見せてやるよ」
「へえ、へんなこともあるもんだなア」
 それなり、二人はだまって歩いていきました。
 加助がひょいと、後を見ました。ごんはびくっとして、小さくなってたちどまりました。加助は、ごんには気がつかないで、そのままさっさとあるきました。吉兵衛というお百姓の家まで来ると、二人はそこへはいっていきました。ポンポンポンポンと木魚の音がしています。窓の障子にあかりがさしていて、大きな坊主頭がうつって動いていました。ごんは、
「おねんぶつがあるんだな」と思いながら井戸のそばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三人ほど、人がつれだって吉兵衛の家へはいっていきました。お経を読む声がきこえて来ました。
2022/10/31(月) 12:14:09.30ID:i9Ju00z40HLWN
なろうはオッサンの現実逃避! って叩きが気に入りすぎたのか知らんけど
自分と違う世界の物語に触れてそれを空想、想像して楽しむって当たり前の事にギャーギャー言うなよ
586それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:12.17ID:Pd+X49kSMHLWN


 ごんは、おねんぶつがすむまで、井戸のそばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。兵十の影法師をふみふみいきました。
 お城の前まで来たとき、加助が言い出しました。
「さっきの話は、きっと、そりゃあ、神さまのしわざだぞ」
「えっ?」と、兵十はびっくりして、加助の顔を見ました。
「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、神さまだ、神さまが、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」
「そうかなあ」
「そうだとも。だから、まいにち神さまにお礼を言うがいいよ」
「うん」
 ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、神さまにお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。
587それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:13.81ID:pn+oxh0NaHLWN
>>558
ファウスト2部なんも理解できんかったわ
常識のように神話を出されても困る
588それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:23.73ID:Pd+X49kSMHLWN


 そのあくる日もごんは、栗をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は物置で縄をなっていました。それでごんは家の裏口から、こっそり中へはいりました。
 そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が家の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。
「ようし。」
 兵十は立ちあがって、納屋にかけてある火縄銃をとって、火薬をつめました。
 そして足音をしのばせてちかよって、今戸口を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、ばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、土間に栗が、かためておいてあるのが目につきました。
「おや」と兵十は、びっくりしてごんに目を落しました。
「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」
 ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。
589それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:32.74ID:UZQNOR4s0HLWN
ものすごいド偏見で草
590それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:40.52ID:dzo4Es8zaHLWN
差別ダメと言いつつガッツリ差別意識剥き出しにしてる論理矛盾抱えたアホフェミさんとかもおるけど
無自覚に差別意識内包してるのはどちらなんやろね?

https://i.imgur.com/KS63XRc.jpg
https://i.imgur.com/7z9ZUuE.jpg
https://i.imgur.com/rrCpkdI.jpg
591それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:42.07ID:VOYeDgWFpHLWN
>>553
帯つけたまま読んだらボロボロになるやん

>>564
自分のブックカバー使うしこの状況は違和感あるわ見分けつかんもん
592それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:44.23ID:Pd+X49kSMHLWN
ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
 やがて御釈迦様はその池のふちに御佇みになって、水の面を蔽っている蓮の葉の間から、ふと下の容子を御覧になりました。この極楽の蓮池の下は、丁度地獄の底に当って居りますから、水晶のような水を透き徹して、三途の河や針の山の景色が、丁度覗き眼鏡を見るように、はっきりと見えるのでございます。
 するとその地獄の底に、カンダタと云う男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢いている姿が、御眼に止まりました。このカンダタと云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥坊でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。と申しますのは、ある時この男が深い林の中を通りますと、小さな蜘蛛が一匹、路ばたを這って行くのが見えました。そこでカンダタは早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無暗にとると云う事は、いくら何でも可哀そうだ。」と、こう急に思い返して、とうとうその蜘蛛を殺さずに助けてやったからでございます。
 御釈迦様は地獄の容子を御覧になりながら、このカンダタには蜘蛛を助けた事があるのを御思い出しになりました。そうしてそれだけの善い事をした報には、出来るなら、この男を地獄から救い出してやろうと御考えになりました。幸い、側を見ますと、翡翠のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下しなさいました。
2022/10/31(月) 12:14:47.92ID:NwHA4HuB0HLWN
高収入の人間って口揃えて本読めって言ってる印象やけど
本読んでなんか変わるんか?
無駄な知識つくだけやろ
594それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:50.86ID:hnnjTqMqdHLWN
読書やら映画鑑賞やらなんてただの娯楽なんだから個々に好きなものを楽しめばいいのに
マウントの材料にしようとするのは気持ち悪いわ
595それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:53.26ID:Pd+X49kSMHLWN
こちらは地獄の底の血の池で、ほかの罪人と一しょに、浮いたり沈んだりしていたカンダタでございます。何しろどちらを見ても、まっ暗で、たまにそのくら暗からぼんやり浮き上っているものがあると思いますと、それは恐しい針の山の針が光るのでございますから、その心細さと云ったらございません。その上あたりは墓の中のようにしんと静まり返って、たまに聞えるものと云っては、ただ罪人がつく微な嘆息ばかりでございます。これはここへ落ちて来るほどの人間は、もうさまざまな地獄の責苦に疲れはてて、泣声を出す力さえなくなっているのでございましょう。ですからさすが大泥坊のカンダタも、やはり血の池の血に咽びながら、まるで死にかかった蛙のように、ただもがいてばかり居りました。
 ところがある時の事でございます。何気なくカンダタが頭を挙げて、血の池の空を眺めますと、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、銀色の蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。カンダタはこれを見ると、思わず手を拍って喜びました。この糸に縋りついて、どこまでものぼって行けば、きっと地獄からぬけ出せるのに相違ございません。いや、うまく行くと、極楽へはいる事さえも出来ましょう。そうすれば、もう針の山へ追い上げられる事もなくなれば、血の池に沈められる事もある筈はございません。
 こう思いましたからカンダタは、早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。元より大泥坊の事でございますから、こう云う事には昔から、慣れ切っているのでございます。
2022/10/31(月) 12:14:54.00ID:1j9Rv3IA0HLWN
小学生のとき一番最初に読んだ長編小説がモンテ・クリスト伯爵なんだけどまあ、あれも言ってしまえばチートで無双でざまぁだからな
なお主人公は救われない模様
597それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:14:54.94ID:PwOHzNz8pHLWN
>>578
おもん無いやつはまとめて売るわ
繰り返し読むようなのは本棚へ
598それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:06.30ID:Pd+X49kSMHLWN
 しかし地獄と極楽との間は、何万里となくございますから、いくら焦って見た所で、容易に上へは出られません。ややしばらくのぼる中に、とうとうカンダタもくたびれて、もう一たぐりも上の方へはのぼれなくなってしまいました。そこで仕方がございませんから、まず一休み休むつもりで、糸の中途にぶら下りながら、遥かに目の下を見下しました。
 すると、一生懸命にのぼった甲斐があって、さっきまで自分がいた血の池は、今ではもう暗の底にいつの間にかかくれて居ります。それからあのぼんやり光っている恐しい針の山も、足の下になってしまいました。この分でのぼって行けば、地獄からぬけ出すのも、存外わけがないかも知れません。カンダタは両手を蜘蛛の糸にからみながら、ここへ来てから何年にも出した事のない声で、「しめた。しめた。」と笑いました。ところがふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限もない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるで蟻の行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。
カンダタはこれを見ると、驚いたのと恐しいのとで、しばらくはただ、莫迦のように大きな口を開いたまま、眼ばかり動かして居りました。自分一人でさえ断れそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数の重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で断れたと致しましたら、折角ここへまでのぼって来たこの肝腎な自分までも、元の地獄へ逆落しに落ちてしまわなければなりません。
そんな事があったら、大変でございます。が、そう云う中にも、罪人たちは何百となく何千となく、まっ暗な血の池の底から、うようよと這い上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります。今の中にどうかしなければ、糸はまん中から二つに断れて、落ちてしまうのに違いありません。
599それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:09.68ID:X8p2E3tz0HLWN
>>578
引っ越すたびにお気に入りの何冊かだけ残してブックオフに売る
600それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:14.94ID:Pd+X49kSMHLWN
そこでカンダタは大きな声を出して、「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己のものだぞ。お前たちは一体誰に尋いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚きました。
 その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急にカンダタのぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断れました。ですからカンダタもたまりません。あっと云う間もなく風を切って、独楽のようにくるくるまわりながら、見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。
 後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。
601それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:15.36ID:Ul9FaXSyaHLWN
>>575
あー文藝春秋とかあそこら辺か
もっと爺さんなったら読むかもやが確かにまだ読まんな
602それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:16.93ID:fjqwkA/MdHLWN
>>554
効いてて草
603それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:28.16ID:Pd+X49kSMHLWN
 御釈迦様は極楽の蓮池のふちに立って、この一部始終をじっと見ていらっしゃいましたが、やがてカンダタが血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶら御歩きになり始めました。自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、カンダタの無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。
 しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足のまわりに、ゆらゆら萼を動かして、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽ももう午に近くなったのでございましょう。
604それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:15:30.78ID:ViDNZ3QTpHLWN
>>581
ドグラマグラはかなり読むの苦痛やったわ
2022/10/31(月) 12:15:31.48ID:BB+7Whw10HLWN
普通の本読むだろ
606それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:35.88ID:Yliw0xNSaHLWN
>>221
倫政か世界史の教科書に載ってる本ばかりやな
607それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:46.69ID:VX9BCMyWdHLWN
そもそも女ってどの年代でもラノベ読まなくね?
608それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:53.01ID:5k54/hqVMHLWN
パラノーマルアクティビティ「よっしゃ怖い演出したろ!ヤギの足跡や!」
文化の違いは笑いも生む
609それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:55.13ID:Ul9FaXSyaHLWN
>>578
まとまったら箱な入れて納屋や
610それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:15:58.27ID:SIw0k4a30HLWN
>>585
まあそれが当たり前にならん性格の人間はおるからな
良くも悪くもリアリスト傾向やろけど
611それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:02.99ID:Pd+X49kSMHLWN
 メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。
この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。
メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。
のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈だが、と質問した。
若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。
老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
612それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:07.24ID:BJ3nCv93rHLWN
>>544
ワイは古いSFばっか読んでるからあんまパッとは思いつかんな
伊藤計劃フォロワーか知らんけど新人やと天沢時生がオススメや
613それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:07.64ID:v8ffgRhw0HLWN
>>221
目がイライラする色やな
614それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:12.70ID:Pd+X49kSMHLWN
「王様は、人を殺します。」
「なぜ殺すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの人を殺したのか。」
「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」
「おどろいた。国王は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」
 聞いて、メロスは激怒した。「呆れた王だ。生かして置けぬ。」
 メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、巡邏の警吏に捕縛された。調べられて、メロスの懐中からは短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。
「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以て問いつめた。その王の顔は蒼白で、眉間の皺は、刻み込まれたように深かった。
「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」王は、憫笑した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」
「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟き、ほっと溜息をついた。「わしだって、平和を望んでいるのだが。」
615それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:17.90ID:GAz8WETPMHLWN
小説の面白さ知る前にYouTubeのジャンクな刺激に慣れたらそら抜け出せんよ
サムネであらすじや結末が提示されて10分動画に収められたらそらチンタラ読書なんてできんわな
おまけにその10分動画すら1.5倍以上加速させて見る始末
616それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:22.41ID:EiQ+KOwQ0HLWN
>>576
漫画もなんか文学に寄り始めてるのも痛いな
呪術とか鬼滅とかキャラの内省を結構しっかりやったりしてる レトリックが大事になってきてると言うか
2022/10/31(月) 12:16:22.68ID:NwHA4HuB0HLWN
高収入の人間って口揃えて本読めって言ってる印象やけど
本読んでなんか変わるんか?
無駄な知識つくだけやろ
2022/10/31(月) 12:16:24.53ID:OVkVkpDr0HLWN
>>558
むしろ作品を入り口にして分からんなりに興味持ったならその時代や宗教を勉強してみるとええんよ
教養は単に知識やなくそういう興味の連鎖や相互作用で広がっていくものやと思うわ
619それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:33.77ID:CEaquZ8S0HLWN
5分後に意外な結末ってなんや
620それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:16:43.99ID:HlTZv6pLpHLWN
>>536
ワイの彼女もそうやが女の陰キャって大抵読書にハマるイメージやわ
男の陰キャはゲームばっかやけど
621それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:16:56.22ID:G56m8mR0dHLWN
>>607
なろうブームが起きとるのは男だけちゃうぞ
2022/10/31(月) 12:16:56.58ID:c59vm2frdHLWN
つかツイッターのヤバいやつってどいつもこいつも事件や事象になぜか登場するのなに?当事者で解決する話なのになんか拗れさせるヤツがいるの
623それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:16:59.64ID:Pd+X49kSMHLWN
「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどはメロスが嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」
「だまれ、下賤の者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔になってから、泣いて詫びたって聞かぬぞ。」
「ああ、王は悧巧だ。自惚れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、メロスは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかな。」と暴君は、嗄れた声で低く笑った。「とんでもない嘘を言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」
「そうです。帰って来るのです。」メロスは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」
624それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:17:06.06ID:odu79OZZaHLWN
>>65
ちんさん…W
625それでも動く名無し
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2022/10/31(月) 12:17:07.93ID:Pd+X49kSMHLWN
 それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかいう奴輩にうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
 メロスは口惜しく、地団駄踏んだ。ものも言いたくなくなった。
 竹馬の友、セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニスの面前で、佳き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。メロスは、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言で首肯き、メロスをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。メロスは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。
 メロスはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌る日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。メロスの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊の姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。
「なんでも無い。」メロスは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」
 妹は頬をあからめた。
「うれしいか。綺麗な衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」
626それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:17:12.66ID:c2oyYqi60HLWN
余命10年は難病で死んだ作者が実体験を元に書いた小説やし恋空とかと一緒にするのは流石に失礼やろ……
少なくとも病気の描写にはリアリティあったと思うで
627それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:17:20.19ID:ppx6Zyo6dHLWN
高校生で読む小説家いえば伊坂幸太郎やったけど今の学生も読んでるんか??
ワイはマリアビートル読んでた記憶ある
628それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:17:20.96ID:L/s6BpxnrHLWN
あの駄菓子屋のやつちょっと読んだけど何が子供にそんな刺さるのかよく分からんわ
629それでも動く名無し
垢版 |
2022/10/31(月) 12:17:21.79ID:ZOmkt5D8rHLWN
人間失格がランキングに挙がるのってなんかもにょるよな
いや面白いけどさ…
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