野球の独立リーグ、日本海オセアンリーグ(NOL)に所属する福井ネクサスエレファンツが11月いっぱいで活動を休止し、解散することが10月30日、球団関係者への取材で分かった。

収益の確保や業績改善への見通しが立たず、球団運営が困難なためという。新たに球団を買収する動きもなく、福井県初のプロスポーツチームとして独立リーグの一翼を担ってきた球団が福井から消滅することとなる。

 福井ネクサスエレファンツは今季、NOLに参戦。土日を中心に4球団が一つの球場で戦う「セントラル方式」でファン層の拡大を狙ったが、
観客数は伸び悩み、来季に向けてのスポンサー探しも難航。打開策を見いだせず、球団を運営する「S.Sマネジメント福井」は解散を決め、リーグの承諾も得た。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1659112