山崎武司「斎藤雅樹のスライダーは2回曲がる」
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【3位:斎藤雅樹(巨人)】
斎藤さんの場合は何といってもスライダーです。大袈裟ではなく2回曲がるんですよ。斎藤藤さんと対峙するバッターは、よく外の"クソボール"を空振りしていたように見えたと思いますが、それだけあのスライダーが特殊なボールだったから。
プロのバッターからすると、曲がりが大きい=打ちにくいとはならない。それよりも大事なのは質です。たとえば、曲がりが大きくても山なりに曲がるような球なら、軌道を感覚的に調節できる。ただ、斎藤さんのスライダーは曲がり始めてから、もうひと段階クッと手元で大きく逃げていくんです。普通、バッターは第一段階の曲がりを見て打つポイントを判断しますから、さらにそこから曲がったら打てませんよね。そんなボールを打つ練習をしていないわけですから(笑)。佐々木のフォークもそうですが、すごくインパクトがあったボールでした。
https://www.excite.co.jp/news/article/WebSportiva_096253/?p=2 松坂の球は特殊っての結構あちこちで聞くな
和田は松坂の球を取ると黒あざになると言ってた 減速率が大きくて体感的に曲がり幅が変わるように見えるのは有り得るだろ 手元で曲がる球なんてものはなくて最初から曲がってるのだと聞くが 前田が斎藤雅樹のボールをバットに2回当てて打ったとか言ってたな 最近だと岩瀬はストレート投げられなかったって話が有名やな >>12
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彼は球種が、真っすぐとスライダーのほぼ2つしかない。でも、そのどちらもが超一級品。スピードよりも、とにかく切れと制球が抜群でした。
普通の投手のスライダーは、最初は真ん中付近に来た球が最後は外角いっぱいに決まる感じですが、斎藤の場合は、内角ボールゾーンから来た球が、外角いっぱいに決まる。打席での感覚で言うと、球が手から離れ、軌道が見えたらボール。一瞬視界から球が消え、背中、腰あたりからくる球がストライクになる。目のつけどころ、軌道のイメージができていないと、絶対に打てないスライダーでしたね。
ミーティングなどで、ストライクゾーンの四角をつくって球種、コースにマークをつけますが、斎藤の場合「外角甘めのスライダーでストライク」というマークがついているからといって、そこに目付けをしても、まったく意味がありません。彼が最初から外に投げた球は、とんでもないボール球になる。目付けをインコースにしておいて、それが外角いっぱいに決まるという認識でないといけませんでした。
https://www.sanspo.com/article/20170523-W65QNO6AWBKCTN7HRBFGDI7C5M/?outputType=amp ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています