新球場の工事が95%まで進捗し、来季開幕を半年後に控える段階での指摘に日本ハム側は困惑。これまでNPB関係者や規則委員、他球団の職員が視察に訪れた際には、バックネットが近いことが臨場感を演出するアピールポイントだといった説明を重ねており、特に問題視されたこともなかったという。

不可解なタイミングでの〝物言い〟について、ある球団のフロント関係者は「日本ハム側は新規参入を目指している新球団の問題が火種だと受け止めている」と明かす。今年に入ってNPB内には、静岡を本拠地に2軍のみで活動する13番目の新球団創設の動きがあるが、反対に回っている複数球団の一角が日本ハムだ。土壇場になって新球場の問題が実行委で提起されたのは、「新球団推進派による嫌がらせではないか」と疑心暗鬼を募らせているという。


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