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2004年、プロ野球界に激震が走った。

 オリックスと大阪近鉄の合併に端を発した「球界再編騒動」。オリックスと近鉄のみならず、パの他4球団も新たな合併を模索しており、さらには一部のオーナーが球団数削減による1リーグ制への移行を目指していることが明らかになった。

 選手会は「セ・パ2リーグ12球団の維持」を主張し、史上初のストライキを決行。プロ野球ファンもこぞってこれに賛同した。結局、大阪近鉄の消滅は避けられなかったものの、1954年以来50年ぶりとなる新球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生し、セ・パ2リーグ12球団が保たれた。