「理系」が増えない日本

文科省などの調査によると、21年度の日本の大学の入学者のうち、理学、工学部の入学者の割合は約17%だった。OECD平均は約27%。
近年、OECD加盟国の多くが理工系学部の学生を増やすなか、日本はほとんど変わっていないという。

また、大学の学部の卒業段階で見ると、理、工に加えて、農、医・歯・薬・保健などを合わせた理系分野の学位取得者の割合は、日本は推計で35%(20年度)。
イギリスは45%(18年度)、ドイツは42%(同)、韓国42%(19年度)、アメリカ38%(17年度)。

日本政府は今後5~10年で、この割合を50%にすることをめざすという。


https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ7G52YTQ7CUTIL02L.html