枚方市出口にある樹齢700年以上と伝わる柿の大木が鈴なりの実をつけ、近所の住民や散策する人たちを楽しませている。

地元関係者によると、江戸時代、同地に最初に移り住み、旧出口村の庄屋を務めた柿木家の名字の由来となった木で、現在は住宅街の一角にある。

老いてますます盛ん 「当たり年」!

幹の周囲約2・8メートル、高さ20メートル以上。幹には過去の台風で割れたとされる大きな空洞があるが、毎年多くの渋柿をつけ、野鳥がついばんでいる。所有者の女性によると、見学に来る人が多いため、昭和51年に石碑を建立。地域の神木としても大事にされ、落ち葉の掃除などを申し出る人もいるという。

女性は「今年は当たり年。過去にないほど下の枝まで実をつけて驚いている。夕暮れ時が美しいので、見学にはおすすめです」と話している。

https://i.imgur.com/s3cl9TT.jpg

https://www.sankei.com/article/20221207-U2AV4LYWHBO3PLUMQXJKSYGJS4/?outputType=amp