昨年DeNAから戦力外通告を受けた倉本寿彦選手(32)が14日、現役続行への意欲を改めて語った。

 この日、地元・神奈川県茅ケ崎市に集まった350人超のファンの前で「野球を続けたい」と宣言。現在も平塚市内で自主トレを行っており、「(戦力外になって)正直辞めようかなと思った時もあったが、ファンの皆さんの声を聞いて続けたいという気持ちになった。今日も皆さんの熱いお言葉だったり、いい笑顔を頂いてすごく勇気をもらったので、もう1回全力で頑張ります」と再起を誓った。

 倉本は横浜、創価大、日本新薬を経て2014年ドラフト3位でDeNAに入団。2016年に正遊撃手として定着すると、2017年にはフルイニング出場で球団初の日本シリーズ進出に貢献。しかしここ数年は成績が低迷し、昨シーズン限りで戦力外通告を受けていた。

https://www.daily.co.jp/baseball/2023/01/14/0015965655.shtml?pg=2