日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が19日、広島県呉市で自主トレを公開した。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)の自主トレに2年続けて参加。昨季より分厚くなった体でノックでは軽快な動きを、打撃練習ではパワフルなスイングを披露した。

 このオフは昨季は「あまりやらなかった」というウエートトレを実践。昨年92キロまで落ちた体重は、現在95キロ。「僕は(筋肉をつけすぎると)動きが出なくなっちゃう。いいバランスで今はできている」と順調ぶりをアピールした。

 昨季は新庄監督からダイエット指令を受けて、実践した。その新庄監督から後半戦開始直後に「体重もうちょっと増やしていいかな。筋肉で」と“肉体改造指令”第2弾を受けていた。この日は「僕自身も将来絶対的に筋力は必要だと思っていましたし、通らなきゃいけないところ」と明かした。

 ともに自主トレを重ねるソフトバンク・笹川からは「驚いたのは清宮選手の食べる量。2倍くらい食べる」と食事も人より食べながら、少しだけマッチョ化を果たして臨む今季。「(ホームランを)30~40本打ちたいと思ってやっています。いけると思ってやっています」と宣言。その上で「ギータさんよりホームランを打つ」と師匠超えも狙う。