ボンボンの基本は戦国時代の旗みたいなチームの看板なんやって

組のうちで体力、威勢ともに優れたものが「纏持ち」に任命された。現場で纏持ちは火事場の風下の屋根の上にあがり、纏を振りたてて消火活動の目印とするとともに、仲間たちの士気を鼓舞した。纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうため、「纏を焼くな」とばかり各自が必死に働いたのである。