最近、目にするようになった鉄道の話題に「貨物新幹線」があります。新幹線に貨物専用車両を走らせ、鉄道の長所といえる長距離特性や大量輸送に「高速性」のプラスの要素を加え、ある意味行き詰まり状態にある貨物鉄道輸送を大きく刷新する狙いです。

JR貨物の犬飼新社長は、2023年2月4日、貨物新幹線への対応方針を明かしました。

「貨物新幹線の導入については2030年をめどに判断したい。北海道新幹線が札幌延伸される時期までに課題を洗い出す。北海道・東北新幹線での運行を念頭に、JR東日本やJR北海道と線路使用の交渉を進めるほか、車両開発への協力を求める。」
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