【巨人】原監督が湯浅大の走塁ミスに苦言「やってはいけないプレー。焼きごてでも…」
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 巨人は4日の沖縄キャンプでサムスンとの練習試合(那覇)を行い、3―4で惜敗した。

 最後は思わぬ形でゲームセットとなった。9回に1点差まで追い上げ、なおも一死二、三塁。
一打出ればサヨナラ勝ちの絶好機だった。しかし、唐突に併殺が完成し、スタンドはあっけに取られた。
途中出場の重信が放った左中間への飛球は相手左翼手のグラブに収まり、
三塁走者の松原は本塁へタッチアップ。悠々と本塁を駆け抜け、犠飛で同点かと思われたのだが…。

 二走の湯浅が飛び出したままで、慌てて帰塁したものの間に合わずアウト。
その直前に一死一、三塁の場面で代走として起用され、二盗を決めたばかりだっただけに、痛恨の走塁ミスとなった。

 試合後、原辰徳監督(64)は「最後はやってはいけないプレーですね。どう考えてもね。
点差、打球(判断)、すべてにおいて、セカンドランナーがアウトになるという」と苦言を呈さざるを得なかった。
もっとも、二盗を決めて二、三塁とし、併殺のリスクをなくしたことについては「せっかくあのスチールを決めたわけだからね」と評価していただけにガッカリだった。

 二度と同じ失敗を繰り返させないためにも、指揮官は「焼きごてでも打っておかないといけない」とピシャリだ。
4回には一走だった増田陸が吉川の右飛で二、三塁間まで走って併殺。3年ぶりのV奪回へ、走塁ミスも撲滅していく必要がありそうだ。