ソフトバンクは4日、藤本博史監督の父嘉憲(よしのり)さんが3日午後5時44分、大阪府内で急性呼吸不全のため死去したと発表した。84歳。通夜・葬儀は近親者のみで執り行う。

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 嘉憲さんは15年以上前に膵臓(すいぞう)がんの手術を受けた。近年も体調が優れず、転倒してけがをしてしまうこともあったという。そのため藤本監督は父に医療も整った介護施設に入るように家族とともに説得した。だが、職人気質の父は断固として拒否。理由の一つは「大好きな野球が見られなくなる」ということだった。