鎌倉時代までの日本に生息していた｢鬼｣という謎の生き物

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 04:50:51.26

なんなん

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:33:09.06

道教では鬼は死霊
人は死んだら魂が天に昇るけど魄は地上に留まるって考えやねん
ほんで無念の死や祀られんかった魄が鬼になる
この鬼は中国では「キ」と呼ばれてた
気門はキ門で死者が集う門のことやし丑寅の方角やから鬼のイメージに繋がっとる

これが日本に入ってきた時に「カミ」「モノ」「シコ」「オヌ」の当て字として鬼が使われた時期があるんや
モノはモノノケとか大物主神で意味がわかりやすいし
シコも醜女とか本来の意味は強く恐ろしい的なことや
オヌは見えないものでやっぱり強く恐ろしい
つまり人智を超えたカミとかモノとかシコとかオンのような概念に対して鬼という漢字を当ててた

その中でカミには神、モノには物、シコには醜、オヌには隠が当てられたけど
鬼のオヌだけが生きのびてオニに転じたんよ

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:33:11.89

>>222
それは昔の東大教授がやってるけど一人で言ってるだけで誰も相手にしてないオカルトや

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:33:25.26

お前も鬼にならないか？

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:33:42.13

>>223
ウルトラマンと巨神兵とか言っとらんかったっけ

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:35:39.99

奇形とか精神疾患持ちなんじゃ

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:35:57.54

>>224
道教では鬼は死霊っていうのはある程度はただしいけどそもそも道教だからどうこうというより儒家だろうがなんだろうが鬼に死霊の意味がある
ただそれは割と後世になってから出てきた意味で元々の意味は墓棺に納めるときに化粧をして冠を被せた遺体のこと

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:36:45.37

>>186
古代東北史の話すると長くなるけど
征夷大将軍のイメージに引っ張られすぎやねん
基本的に律令国家と蝦夷社会は持ちつ持たれつの関係やったとかちゃんと勉強すればこの辺の話はわかりやすくなる

アテルイとモレは本来は朝敵として扱うべきところを
律令国家があえで朝敵として扱わんかったことに歴史的出来事としての重さがあるんや

>>222
考古学と言語学からいうと岩手県北部あたりがアイヌ語の南限やろなってのまでは判明しとる

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:37:37.02

>>229
これはワイの考え方やし
あんま深くはないやつやから話のタネとしてね

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:38:14.22

縄文系やろ当時の支配者層は大陸から来た細目の人らやし

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:38:20.15

>>225
ワイは本州北部地名のアイヌ語地名説は一切信用してないで
ただ最後まで本州アイヌのいた津軽外ヶ浜方言とアイヌ語方言はちょこちょこ共通点見つけられてるみたいで
現代で標準とされるアイヌ語沙流方言を過去の本州アイヌ語、縄文語と比較するのは難しいとのこと

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:39:54.83

現代にも鬼龍って鬼がいるし

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:40:20.03

幅広く便利に使われる言葉よね　古くも新しくもならず時代によって地味にアップデートを繰り返され広く使われ続ける言葉　多分そこに本質があるんやろな

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:40:48.84

とりあえず古代東北史は鬼からズレた話やけど
気になるならウィキペディアの「日本の古代東北経営」読むとええわクソ長いけど

基本的にはネームドエミシは朝廷に属した蝦夷族長一族で
朝廷からの見え方はそういうエミシが反乱しとるだけやから朝敵でしかないねん
だからエミシを理由にして殺したのはアテルイとモレの2人だけってのが三十八年戦争のポイントで
この辺は多少歴史をかじった程度では理解しにくい

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:42:40.49

>>233
①アイヌ語地名の「ナイ」「ベツ」の分布は盛岡以北に多く、胆沢地域ではまばらであること、
②北海道の後北式土器についても水沢市内では石田遺跡から二片発見されているのみで、同時期の土師器の多量な出土にくらべ問題にならないこと、
③縄文前期～中期（6000～4000年前）に岩手県北から北海道渡島半島にかけて同筒下層、上層式土器群が展開したが、胆沢地域は大木式土器群が展開し、全く異なる文化圏を形成していること、
などから、後期旧石器時代以降、縄文時代早期の一時期を除いて北海道文化圏と胆沢文化圏が同一であったという根拠がない。

引用やけどこれやね

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:42:54.23

>>230
南部蝦夷は早いうちから倭人文化圏っていうのはワイも大学の先生から教えてもらったわ
事実古墳時代はあきらかに大和朝廷の影響は岩手方面まで伸びとるし
フロンティアの進展や寒冷期と平安時代の温暖期のめぐりあわせで
倭人と蝦夷の生活圏がバッティングしたりして争いが増えたのが田村麻呂の遠征の時期なんやろかと漠然とイメージしとった

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:44:22.41

昔の2chを見てる感の面白さを感じるスレやな

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:44:41.00

>>237
せやなぁ
ナイ、ベツ系語彙の信頼度は高いけど和人圏の南東北や関東への適用はかなり乱暴なものが多いと思う

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:46:33.41

もののけ姫は面白いって話でいい？

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:47:30.40

>>238
バッティングではなく進出なのは間違いないねん

要は律令国家になったから税収を増やすために国家を広げたいんよ
だから古代東北に進出して蝦夷社会とwin-winの関係にはなった
蝦夷社会が公民化を求めてきて実現したのが奈良時代初期なんやが
そこから税金を巡って陸奥国運営で無能やったからエミシがキレて反乱
反乱したから鎮圧するの繰り返し
これだけのことやったのが小黒麻呂とかがやらかしすぎて一大戦争化して終わったのが田村麻呂の頃ってだけやね

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:47:36.29

鬼とイーロン・マスクだと、どっちが強いの？

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:48:14.28

鬼とはちゃうけど殺生石が割れて九尾復活とか言う浪漫

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:48:28.22

病気のメタファーみたいなもんで
病気で肌が赤らんだり青ざめたりするのが鬼の異色肌の由来とも聞く

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:48:29.16

何百年前なら妖怪とか悪魔とか生物学的に実在してたけど滅んだからもういないってのはロマンある
恐竜みたいな

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:49:33.20

鬼とかカッパって日本語喋るのかな？
鳴き声？

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:50:12.54

外国人というより日本に根付いてた別民族別種族が1番ロマンあるよね
せいぜい別氏族くらいでそんなことは無いんやろうけど

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:50:13.56

>>245
それに近いのが>>58の大嶽丸誕生やね

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:50:16.82

>>236
>だからエミシを理由にして殺したのはアテルイとモレの2人だけってのが三十八年戦争のポイントで

もう少し噛み砕いてもらえるンゴ？
蝦夷社会と基本的には友好関係にあったってこと？

**それでも動く名無し** · 2023/04/21(金) 06:51:07.96

>>246
龍の正体はマチカネワニ説ほんと好き
ロマンあって大好き