巨人は５月で異常な投壊現象 ここ５戦４０失点で１２球団ワースト防御率
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巨人が“魔の八回”に沈んだ。一挙６失点で痛恨の逆転負け。３連勝ならず、５位に転落した。
【写真】ベンチで覇気のない表情を見せる原監督 大久保コーチも不安げだ １点リードで迎えた八回に登板したドラフト３位・田中千（国学院大）が誤算。
安打、四球で１死二、三塁から細川に逆転２点適時打を食らった。さらに次打者・石川昂には左翼へ２ラン被弾。“セットアッパー”を託されていた田中千は３戦連続の失点で、この日は５失点となった。
昨年も八回はイニング別防御率が最悪の４・３４と泣きどころだった巨人。今季も八回は防御率６・２１と課題を解消できず、鬼門となっている。
巨人ＯＢのデイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「中日ファンには悪いが、今日の負けは痛い。３－０でリードしていて、ここまで４本塁打だった相手にガン、ガンとまさかの２発だもんな。このショックは大きいと思うよ」と語った。 開幕直後は八回を託した新助っ人ロペスが制球難で再調整。
そして、原監督はルーキー田中千についても「少し、チハルには時間を与えようと思っています」と語り、セットアッパーの交代を示唆した。大勢につなぐ八回が、またも不透明な状況となった。
ここ５試合、１１、７、７、７、８失点で、計４０失点。トータル１３０失点は両リーグ断トツ。試合前の時点で１２球団ワーストだったチーム防御率は４・３９と悪化した。
関本氏は「こういう時は先発の誰かをリリーフに回したいけど、今は先発のコマも足りない。夏場にバテてこれだけ崩れるのは分かるけど、この時期にして異常。緊急事態と言えるだろうな」と語った。
けが人も続出し、チャンスを得た投手も結果を出せない悪循環となっている。 リリーフ陣では、ファームで実戦復帰した中川、ロペスら期待の戦力もいるだけに「八回を直江に任せて、当分は七回をその日でやりくりしていくしかないだろうな。三振の取れる菊地大、経験のある三上、状態のいい選手を投入していくしかない」とした。 開幕直後は貧打に苦しんだが、今度は投壊に直面。巨人の厳しい戦いは続きそうだ。 良い投手を惜しみなく注ぎ込めるCSの5試合で44した西武って凄かったんやね ローテ
山崎 6.46
戸郷 2.78
グリフィン 3.33
赤星 6.92
ビーディ 5.47
髙橋 9.64
横川 3.47
リリーフ
大勢 2.00 抑え
鍵谷 3.60
田中千 6.97 勝ちパ
高梨 4.50
直江 2.70 勝ちパ
田中豊 4.15
大江 3.24
代木 4.41
堀岡 13.50
菊地 3.86 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
