全ての回線を自社で建設する必要はない=三木谷楽天モバイル会長

楽天グループ傘下の楽天モバイルの三木谷浩史会長は12日の事業戦略説明会で、これまで急ピッチで進めてきた通信基地局の建設について「すべての回線を自社で建設する必要はないとの考えに変わりつつある」と述べた。

同社は会見に先立って、KDDIと東京23区などの大都市圏で他社から回線を借りる「ローミング」(相互乗り入れ)契約を結んだと発表。これにより、三木谷会長は「可及的速やかに自社のネットワークを構築する必要はなくなった」との考えも示した。

https://jp.reuters.com/article/rakuten-mikitani-idJPKBN2X306G