メジャー通算83勝を挙げ、2020年にはサイ・ヤング賞も獲得したDeNAのトレバー・バウアー投手(32)が15日、横浜スタジアムで行われた先発投手の練習に参加。
来日3度目の先発となる16日の広島戦(横浜)で、チームの連敗ストップに意欲を示した。

 5連敗で首位から陥落したDeNAの流れを変えるのはこの右腕しかいない。連敗中に先発する心構えを聞かれたバウアーは「私が投げる試合で止めたい」と即答した。

 前回登板した9日の巨人戦(新潟)では6イニング7失点で初黒星。巨人の小技や機動力を絡めた攻撃にリズムをつかめなかったが、
「自分の球種の選択や配球を間違えて失点につながりましたが、自分の何かを大きく変えようとは思っていません」とプライドを見せた。盗塁防止策となるクイック投法も「今の段階で変えるのは時期尚早」と見解を述べた。

 斎藤隆チーフ投手コーチはバウアーの連敗ストップにかける意欲を聞き
「その気持ちでマウンドに上がってくれれば、僕は信じるしかない。彼が先頭に立ってくれればうれしい」と史上最強助っ投の奮起に期待した。

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