東映の手塚治社長は2022年12月、日本経済新聞の取材で「興行収入30~40億円程度とみている」と予測していた。近年の洋画興収を参考とすると、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)約36億円、『SING/シング: ネクストステージ』(2022)約33億円、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)約42億円、『ミニオンズ フィーバー』(2022)約44億円。これらの作品に匹敵する話題作となることを狙っていたと考えられる。

しかしながら『聖闘士星矢 The Beginning』は日本では公開2週目時点で早くも動員トップ10から姿を消した。初週末成績は約4,000万円だったと伝えられるが、残念ながら国内1億円に届くかどうかといったところで公開を終えることになってしまいそうだ。