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調理した魚のあら、海に捨てた疑い 徳島の海上保安士を書類送検

 調理した魚のあらを徳島県美波町の日和佐港沖に捨てたとして、徳島海上保安部は17日、徳島海保美波分室の二等海上保安士(21)を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検したと発表した。
「ごみを海に捨て、海上保安官として申し訳ない」と容疑を認めているという。

 徳島海保によると、海上保安士は4月17日午後8時20分ごろ、知人からもらった魚を自宅で三枚おろしにし、残った骨などのあら約550グラムを日和佐港の岸壁から海中へ投棄した疑いがある。

 海上保安士は海難救助などの業務を担当しているという。徳島海保の野崎威一郎部長は「海上の犯罪を取り締まる職員がこのような事件を起こし、心からおわび申し上げる」とのコメントを出した。(吉田博行)